セレッソプレビュー J1-13 対ヴィッセル神戸

[対戦カード] ヴィッセル神戸 - セレッソ大阪(28日17時 神戸市・ノエビアスタジアム)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 柿谷・山村・清武
DMF ソウザ・山口
DF 丸橋・ヨニッチ・山下・松田
GK キムジンヒョン
[みどころ]水曜日のセレッソ大阪はホームでカップ戦・ヴィッセル神戸と対戦し、1-0で勝利。順位が逆転し首位に立ちグループ2位以上が確定しました。最終節は試合がありませんので、神戸が新潟に引分け以下だった場合にそのまま首位でストレート突破となります。神戸が新潟に勝利した場合はA組3位とのプレーオフに回ることになります。
控えメンバー中心で挑みましたが、前半早い時間のセットプレーでのDF藤本康太の得点を守り抜き、レギュラークラスが多数出場した神戸から勝利を得ました。DFラインをベテランで固めた一方で、MF西本雅崇を先発で、U18のDF瀬古歩夢を途中出場で起用するなど選手層の厚さを存分に生かした采配を見せ、勝利を掴んだのは見事というしかありません。
同じチームとの連戦となり相手チームは連敗したくないという強い気持ちで試合に臨むはずですし、何よりアウェイでの試合ですから難しい試合になることは間違いありません。優勝争いに踏みとどまるためにも目下のライバルに負けるわけにはいきません。カップ戦とリーグ戦は違うものだとしっかり切り替えて、リーグ戦3連勝を目指しましょう。
[対戦相手]一方の神戸はカップ戦でも主力を起用するというチーム方針を踏襲し挑んだ試合でしたが思うようなパフォーマンスを得ることができませんでした。早い時間から積極的に選手交代することで勝利への執念を見せ、シュート数でもセレッソを大幅に上回りましたがゴールは遠くカップ戦初敗戦となりました。終盤にはMF三原雅俊が退場処分となりましたが今日の試合には出場できるというのが不思議な話です。
「神阪ダービー」という独自のキャッチコピーをつけてこの対戦を盛り上げようとし、実際にチケットの売れ行きも好調とのことです。サンテレビでも生放送され注目度が高まっています。神戸側から見ると、カップ戦で控えメンバー中心のチームに負けたショックを払拭することができるのかがポイントとなるでしょう。同じ相手だけどメンバーが違うというのをどう捉えかです。
このカードはここまで10勝3分11敗とほぼ互角の成績となっており、勝利して成績を五分に戻せるのか注目です。
[そのほか]ご近所同士の対戦で常に盛り上がっているのかというと実はそうでもなく、このカードの最多観客動員は14年4月の25382人(ノエビア)です。セレッソホームでは14年8月の21091人(ヤンマー)が最多です。もともとセレッソサポーターが神戸との対戦を意識するということはなく「神阪ダービー」といわれても、ふーんという感じですよね。
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セレッソプレビュー YBC-6 対ヴィッセル神戸

[対戦カード] セレッソ大阪 - ヴィッセル神戸(24日19時 大阪市・キンチョウスタジアム)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 清原・丸岡・関口
DMF 秋山・木本
DF 丸橋・茂庭・庄司・田中
GK キムジンヒョン
[みどころ]先週のセレッソ大阪はアウェイで大宮アルディージャと対戦し、3-0で快勝。前半は大宮の積極的なプレスに後手を踏む場面も目立ちましたが、後半はセットプレーから2得点、ダメ押しにFW杉本健勇が得点と前週に続き3点差の勝利となりました。これで得点はリーグ3位、失点は少ない方からリーグ2位、順位は4位と優勝を狙える位置をキープしています。
カップ戦はすでに3位以上を確定させていますが、1位通過でストレートで決勝トーナメント進出を果たすためには今日の試合の勝利が必要となります。そのうえで来週の最終節に神戸が新潟に引分け以下である必要があるので「他力」ということになります。神戸は主力で、セレッソは控え中心で臨むとされ今日の試合は厳しい戦いとなることが予想されます。
しかしながら週末にアウェイで同じカードが組まれているわけですから先に叩いておくことは重要です。またカップ戦での躍進は控えメンバー中心で勝ち取ってきたもので、最後まで主力を出さないということはそれだけ信頼されているとも言え、監督の信頼に結果で応えるのがプロ選手として当然のことです。
[対戦相手]先週のヴィッセル神戸はホームでFC東京と対戦し、1-1でドロー。前半早い時間に失点しましたが後半に猛攻を仕掛け、途中投入のMFウエスクレイの突破からFW渡邉千真のゴールで同点に追い付きました。開幕4連勝でリーグ戦好スタートを切り、現在でも首位と勝点差5の8位と上々の位置につけています。リーグ戦で浦和・柏に負けているのが共通点です。
カップ戦では引分け以上で1位通過が決まります。ここまでのカップ戦では大幅にメンバーを落とすわけではなく数人を入れ替える起用をしているので今日の試合でも同様に主力級が出場するものと思われます。先週得点をアシストしたウエスクレイはキープ力とドリブルでの突破力に優れ、今季ここまで得点こそありませんが要警戒の外国籍選手となります。日曜日にも対戦するので今日のうちにしっかり特徴を掴み、次の対戦にも活かしたいところです。
[そのほか]カップ戦の前節はアルビレックス新潟戦でしたが観衆が5300人余りと近年ではなかったような衝撃の少なさでした。今日は「大阪学芸サポーティングマッチ」なので多くの中学生・高校生が放課後に掛けつけてくれるものと思われ、前回のような閑散としたスタジアムではないものと期待します。若いうちからスポーツの魅力に触れることで豊かな人間性をはぐくむことができると思います。
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セレッソプレビュー J1-12 対大宮アルディージャ

[対戦カード] 大宮アルディージャ - セレッソ大阪
(20日16時 さいたま市・大宮公園サッカー場)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 柿谷・山村・清武
DMF ソウザ・山口
DF 丸橋・山下・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[みどころ]先週のセレッソ大阪はホームでサンフレッチェ広島と対戦し、5-2で快勝。DFヨニッチがマークを外され先制点を奪われましたが、その後は怒涛の攻撃ラッシュでFW杉本健勇が2得点、FW清武弘嗣にも得点が生まれました。そして先制点を奪われるきっかけとなったヨニッチもセットプレーから2得点と名誉挽回の大活躍でした。
調子を落としている広島が相手だったとはいえ先制点を奪われた後も焦りを見せることなく前半のうちに追い付き追い越せたのはチームとしての成長の表れです。リーグ戦を連敗することなく短い時間で立て直すことができたのも成長です。昇格チームですから成長を繰り返し、J1の上位チームとも互角に渡り合えるように強くなっていくことが求められます。
今日の試合では杉本に注目です。昨年も得点ラッシュでサポーターの信頼を勝ち取っていきましたが、今季も徐々に得点のペースがあがり現在チーム得点王です。前節のドリブル独走からの得点はいかにもFWと思える素晴らしいプレーでした。日本代表スタッフが杉本の視察にやってきたという情報もあり、順調に得点を重ね続けていけば6月の代表召集に選ばれるかもしれません。
[対戦相手]先週の大宮アルディージャはホームでベガルタ仙台と対戦し、2-1で勝利。前半に得点を奪われ追いかける展開となりましたが、後半に追い付き終了間際には途中出場のFW大前元紀の得点で逆転に成功しました。第9節の埼玉ダービーに勝利して以降、自信を取り度したチームは徐々に好転し始めており最下位も脱出しています。
大前は次の得点が通算50得点目だそうで、本人は「通過点」としているものの気合が乗っていることは間違いありません。清水エスパルス在籍時代、長居スタジアムでの天皇杯を最後に海外へ移籍し、キンチョウスタジアムでのリーグ戦で失意の国内復帰を果たしておりセレッソとは何かと縁のある選手です。メモリアルゴールを許さないことが勝利への近道となります。
[そのほか]試合会場のNACK5スタジアムはJリーグ屈指の駅遠物件です。JR「大宮」駅から徒歩20分、バス便は極めて少ないと歩くことが前提のスタジアムです。商店街や氷川神社参道など歩きやすい環境ではありますが、試合会場に到着するだけで疲れてしまうかもしれません。なお東武野田線「大宮公園」駅から徒歩7分という手段もあります。
2014年最終節、つまり前回最後にJ1で戦ったのがこの会場でした。セレッソはすでに降格が決まっていましたが、大宮にとっては勝利が残留への必須条件で2-0で勝利しましたが、降格を争っていた清水が引分けで勝点を伸ばしたため大宮も降格となりました。2017年このカードがJ1で実現しているのは両チームとも苦しいシーズンを乗り切りJ1へ復帰できたからこそですよ。
セレッソプレビュー J1-11 対サンフレッチェ広島

[対戦カード] セレッソ大阪 - サンフレッチェ広島
(14日15時 大阪市・キンチョウスタジアム)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 柿谷・山村・清武
DMF ソウザ・山口
DF 丸橋・山下・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[みどころ]水曜日のセレッソ大阪はホームでルヴァン杯・アルビレックス新潟と対戦し、1-0で勝利。この結果グループ3位以上が確定しプレーオフ進出が決定しました。次節神戸に勝利し最終節で神戸が引分け以下だった場合にのみ首位(プレーオフ免除)となります。ちなみに昇格組では札幌が健闘しているものの清水は4連敗で一次リーグ敗退が決まっています。
この日の得点はDF丸橋祐介のロングフィードがそのままゴールに吸い込まれたという珍しいものでした。うまく味方FWと敵GKの間でワンバウンドし高く跳ね上がったことがラッキーにつながりました。先週のリーグ・柏戦ではクリアミスから失点しそれが敗戦につながっていただけに名誉挽回につながる得点だったといえます。しかしリーグの借りはリーグで返してこそです。今日の試合でも奮起に期待します。
リーグ戦は10試合を終えて4勝4分2敗で7位。失点はリーグ最小で得点は下から7番目です。守備の構築は十分に成功しているものの、これから上位を狙うためにはそろそろ攻撃陣の整備が必要となります。MF山村和也を中心としたシステムが熟成し、代表クラスの選手が持ち味を発揮し面白いように点が入るような躍動した試合を見てみたいものです。
[対戦相手]水曜日のサンフレッチェ広島はホームでルヴァン杯・サガン鳥栖と対戦し、1-0で勝利。次の横浜戦に勝利すれば自力で3位を確定させられる勝点を得て一次リーグ突破に大いに前進しました。なおカップ戦のプレーオフはA組対B組の対戦となるため、セレッソ2位・広島3位となった場合でもプレーオフでは対戦することはありません。
リーグ戦ではガンバに勝利した1勝のみでまさかの低迷が続いています。前線までボールを回すことはできますがそこからの工夫がなく苦し紛れのシュートが目立ち、結果としてシュート数はリーグで1位、得点は大宮に次ぐブービーとなっています。ですが実力のあるチームですからちょっとしたきっかけで好転することが予想され、下位だからといって油断できる相手ではありません。
[そのほか]水曜日のカップ戦は観客が5361人とかなり少なく、セレッソバルもすいていて快適に利用できました。大型連休明けで小雨がぱらつき、更には週末にも試合があるという悪条件が揃いましたが、Bグループでは広島(4600人)・神戸(3900人)の試合よりも多くグループ一位の観客動員でした。平日にサッカーを見るというスタイル、あるいはカップ戦も楽しむというスタイルが確立するにはまだ遠いですね。
セレッソプレビュー YBC-5 対アルビレックス新潟

[対戦カード] セレッソ大阪 - アルビレックス新潟(10日19時 大阪市・キンチョウスタジアム)
[予想メンバー]
FW リカルド
OMF 清原・福光・丸岡
DMF 木本・秋山
DF 舩木・茂庭・藤本・田中
GK キムジンヒョン
[みどころ]土曜日のセレッソ大阪はアウェイで柏レイソルと対戦し、0-1で敗戦。ともに無敗を継続してきた好調チーム同士の戦いでしたがDF丸橋祐介のクリアミスから失点し手痛い敗戦となりました。攻撃陣は柏DFの粘り強い対応に苦慮しシュート数も少なく低調に終わりました。日本代表ハリルホジッチ監督が清武について「ノーコメント」としたくらいです。
丸橋のミスが失点に直結しただけに今日は同じポジションのDF舩木翔に注目です。月末から始まるU20W杯に不動の左SBとして代表に選出されています。なおセレッソからはGKアンジュンスも韓国代表で選ばれています。舩木は精度の高いロングパスや貪欲にゴールを狙う意欲に秀でており、次代のA代表も狙える逸材です。今日を最後に代表合宿が始まりますので壮行試合にもなっています。
リーグ杯はここまで2勝2分でヴィッセル神戸に次いで2位につけています。今日勝利すれば3位以上はほぼ確実となります。保有選手数が多くまた若手選手も多数所属するセレッソにとってターンオーバーを活用できるため有利でしたが、その通りの結果が出ています。1つでも多くのタイトルに挑戦するためにもこの一次リーグを勝ち抜き、決勝トーナメント進出を果たしたいところです。
[対戦相手]金曜日のアルビレックス新潟はアウェイで川崎フロンターレと対戦し、0-3で完敗。早い時間にDF矢野貴章が負傷交代するアクシデントもありましたがゲーム全体では完敗の内容で、試合後に三浦文丈監督の休養が発表されました。先に失点をするとプレーが不安定になるという下位チーム特有の症状が見られ負のスパイラルに陥っているといえます。
今日の試合は暫定的に片渕浩一郎コーチが指揮を執りますが、元日本代表FW呂比須ワグナーの後任監督就任が予定されているため「新監督にいいプレーを見せるために奮起しよう」という監督交代後の試合にありがちなハッスルプレーは見られないものと思います。来るべき新監督就任の日に備えてコンディションを上げていこうという気持ちが優位になると推測します。
リーグ杯はここまで1分2敗で最下位、残り3連勝したとしても勝点は10ですので一次リーグ突破は絶望的です。監督交代+消化試合という要素が今日の試合に影響を与えることというと、メンバーを大幅に若手に切り替えることだと思いますが、フレッシュで試合に飢えているメンバーにとっては限られたチャンスを活かそうと意欲的に来る可能性があり要警戒です。
[そのほか]天皇杯をお互いに順調に勝ち進めば、セレッソと新潟は7/12の3回戦で対戦します。5/10カップ戦H、6/4リーグ戦H、7/12天皇杯(おそらくA)と3か月続けて対戦することとなり、新監督就任となれば回を追うごとにチームとしてまとまり強くなっていくはずです。
またリーグ戦今季最終節ではアウェイで対戦します。ビッグスワンが降格に涙するスタジアムになるのか、残留に歓喜するスタジアムになるのかにも注目です。かつてはセレッソが最終節で残留を決めたスタジアムですが、今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。
セレッソプレビュー J1-10 対柏レイソル

[対戦カード] 柏レイソル - セレッソ大阪
(6日14時 柏市・日立柏サッカー場)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 柿谷・山村・清武
DMF ソウザ・山口
DF 丸橋・ヨニッチ・山下・松田
GK キムジンヒョン
[みどころ]水曜日のセレッソ大阪はリーグ杯・サンフレッチェ広島とアウェイで対戦し、1-0で勝利。MF秋山大地のプロ五年目での初ゴールを守り切り貴重なアウェイでの勝利を得ました。前半から広島ペースで試合が進んでいただけに、しのぎきり後半に先制点を奪うというのはアウェイの戦い方として良好な内容だと思います。これでリーグ杯の一次リーグ突破に向けて大きく前進です。
先週の試合でMF水沼宏太が再び負傷し離脱することになりました。5バックの逃げ切り要員としての起用てどこでケガをするシーンがあったのか不明ですが、安定して結果を残せる選手だけに離脱はチームにとって大きな痛手となります。MF清武弘嗣は先週2試合ともフル出場し復調をアピールしました。海外では試合から離れていたため、試合をこなしコンディションが整うのは朗報です。
リーグ戦はここまで失点7でリーグ最小となっています。DF重視でのチーム作りが成功しつつあることがうかがえます。しかしながら得点は11と中位くらい。これから上位を狙うためには得点力アップが必要となります。チーム得点王はMF山村和也とFW杉本健勇の3得点ですが、これから二ケタ得点をマークするような選手が出てくることを期待しています。
[対戦相手]水曜日の柏レイソルはリーグ杯・ジュビロ磐田とホームで対戦し、1-2で逆転負け。前半早々に得点しその後も多くのチャンスを作りましたが決め切れず、後半に失点し、終了間際にはPKを奪われ逆転となり勝てた試合を落としたという内容でした。リーグ杯は3試合を終えて勝点4のままで一次リーグ突破はかなり厳しくなりました。
リーグ戦では、5勝4敗でセレッソのすぐ下の6位。セレッソはガンバ・川崎・柏と順位が近いチームとの3連戦となります。独特の雰囲気があるここ日立台ではリーグ戦3連敗のあと横浜戦でようやく今季初勝利を挙げました。このカードは過去、30度対戦し3得点以上が8回、3失点以上が9回と攻撃陣が活気づいた試合が多く見られます。いまだに両チーム最多得点のJリーグ記録5-7(98年)もこのカードでした。
今季途中、ドイツからMF細貝萌が国内復帰し移籍加入しました。海外で出番が少なく国内に活路を見出すというのはMF清武弘嗣をはじめとするセレッソ復帰組に通じるところではありますが、細貝は2011年から海外でプレーしており海外での経験値は清武・山口・柿谷をしのぐものがあります。ここまでは途中出場が中心ですが今日の試合でも出番はあるのでしょうか。
[そのほか]柏レイソルとセレッソ大阪の対戦は通称「餅ダービー」といわれています。94年のJFLでセレッソが優勝、レイソルが準優勝で95年にJリーグ加入した同期です。前述のとおり打ち合いが多く激しい試合が繰り広げられるのが餅ダービーです。今年も桜餅と柏餅の熱く激しい、決して甘くない戦いとなるでしょう。
今日は「LAWSONエキサイトマッチ」として開催されます。全国のローソンで1000円以上お買い物をしたレシートを持参すれば抽選に参加できます。そういえば以前はヤンマースタジアムの軒下に、イベント開催時だけオープンするローソンがあった時代もありましたね。今では長居公園内にセブンイレブンができてローソンはなくなってしまいました。
セレッソプレビュー YBC-4 対サンフレッチェ広島

[対戦カード] サンフレッチェ広島 - セレッソ大阪
(3日14時 広島市・広域公園第一陸上競技場)
[予想メンバー]
FW リカルドサントス
OMF 清原・福満・関口
DMF 木本・秋山
DF 舩木・庄司・藤本・椋原
GK キムジンヒョン
[みどころ]日曜日のセレッソ大阪はホームで川崎フロンターレと対戦し、2-0で勝利。ACL帰りの川崎は動きが重くミスを連発、前半からセレッソの攻勢が止まることはありませんでした。川崎唯一のチャンスは前半終了間際のPKでしたがサポーターの大声援でミスキックを誘うことができ、完封を成功させました。
ここまでリーグ杯はホームで1勝、アウェイで2分の勝点5で2位につけています。残りのホーム戦を2連勝できれば今日の勝敗にかかわらずおそらく予選突破できるかと思いますが、決勝トーナメント進出を確実のものとするためにも、3位につけている広島との試合を落とすわけにはいきません。またセレッソは最終節に試合がないので勝点は多めに獲得したうえで最終節の結果を待ちたいところです。
前回のリーグ杯・鳥栖戦では、MF清武弘嗣・MF水沼宏太をスタメン起用し結果4得点を叩き出しましたが、清武は日曜日にフル出場を果たしたため、水沼は負傷のため本日の試合出場はありません。組み合わせが替わり新たに出場する選手にとっては試合でアピールする絶好のチャンスとなります。5月は過密日程が続きますのでどんどん新しい戦力が勃興してくることに期待しましょう。
[対戦相手]日曜日のサンフレッチェ広島はアウェイでFC東京と対戦し、0-1で敗戦。今季リーグ戦ではすでに5度の完封負けがある一方で無失点試合は1-0で勝利したガンバ大阪戦のみと厳しい戦いが続いています。シュート数はリーグ1位ですが得点は17位と、攻撃で抑え込まれた結果「苦し紛れのシュート」を連発していることが読み取れます。
相手にあわすのではなく自分たちのスタイルを全力でプレーするのが広島の伝統スタイルですが、永年このスタイルを続けてきた結果、対戦相手にも研究し尽くされてきているきらいがあります。リーグ戦での今後の戦いは「降格」という見えないプレッシャーを受けながら戦うこととなり、MF森島司のようにU20日本代表に選ばれるような若手逸材がいるとはいえ、ベテラン選手の奮起が必要となるでしょう。
リーグ杯では1勝1分1敗で3位につけています。Bグループはここまで引分け試合が多く、残り試合を2連勝、3連勝すればどのチームにも一次リーグ突破の可能性があるのが現状です。広島にとっては前回のリーグ戦・神戸戦で前半に4失点を喫し完敗しているので、どのようなメンバーで挑んできたとしても、守備を意識した戦いで来ることが予想されます。
[そのほか]リーグ杯一次リーグは全て水曜日開催となっています。今日の試合は水曜とはいえ祝日ですので、今日ホームゲームができる甲府・広島・大宮・柏・FC東京・神戸の各チームは収益面で有利になりますね。うらやましいことです。また試合のない清水・新潟は過密日程を回避できて体力的に有利になります。
昨年の5月3日は松本山雅とアウェイで対戦し、1-0で勝利しています。試合後は超満員の松本平にアウェイサポーターの歓声が大きく響き渡り爽快な気持ちになりました。ちなみに昨年も3日松本、7日愛媛とアウェイ連戦となるゴールデンウィーク後半でした。