セレッソプレビュー J1-33 対ヴィッセル神戸

[対戦カード] セレッソ大阪 - ヴィッセル神戸
(26日13時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW 柿谷・杉本
OMF 清武・水沼
DMF ソウザ・山口
DF 丸橋・木本・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
メール便OK ファンケル えんきん 60粒30日分×3袋 ルテイン・アスタキサンチン含有食品 4908049333843
[みどころ]先週のセレッソ大阪はアウェイで横浜Fマリノスと対戦し、4-1で快勝。FWバブンスキーの鮮やかなゴールにより1点ビハインドで後半に臨みましたが、流れをつかみ攻勢を強め64分からのわずか6分間に3得点を奪い逆転しました。終了間際にはCKからDFヨニッチがダメ押し点を挙げ、終わってみれば4得点で失点がリーグ最少の横浜に対して圧倒しての勝利となりました。
センターラインの安定感とサイドの選手の好連携。決定力のある前線とまさにチームは円熟期を迎えています。昨年のこの時期はプレーオフ進出ながらも不安がいっぱいだったことを考えればびっくりするくらいの大きな進歩です。今季の躍進を「タイトル」という形で具体化できたことも良い影響を与えていることは間違いありません。
前節でも被シュートはわずか5に抑え、失点は喫したものの試合全体を通してみれば守備陣が厳しく守ることができており、従来のチームスタイルを踏襲して好調をキープし続けているといえます。今季の公式戦は多くても残り4試合ですのでこの好調を最後まで維持し、2冠に挑戦したいところです。神戸は来月にも天皇杯で対戦する相手ですので、しっかりたたいておきましょう。
[対戦相手]先週のヴィッセル神戸はホームでサンフレッチェ広島と対戦し、1-2で敗戦。優勝も降格もない「消化試合」の神戸に対して残留に向けて残り全勝を狙う広島ではモチベーションが違っていました。後半の攻勢のため控えに温存しておいたFWパトリックが投入からわずか2分で得点し決勝点をあげています。
神戸は昨オフの大型補強で躍進も予想されましたが新戦力が機能せずに中位に低迷、監督交代やポドルスキ・ハーフナーの加入を経て現在は9位。残り2試合を連勝できなければ今季の負け越しが決まります。オランダ代表のスナイデル獲得などすでに来季の補強の話が出始めておりプレーしている選手にとっては気が気でないといったところでしょうか。
ハーフナー・ポドルスキ・渡辺ら攻撃陣は厚みがあり、顕著な結果こそ出ていないもののハマれば脅威となります。多くの決定機を作れば鉄壁のセレッソDF陣にとっても失点のリスクが高まります。中盤の攻防でしっかり攻撃の芽を摘み取り、チャンスさえ与えないような強い戦いで勝利し、来月の天皇杯準決勝での対戦につなげましょう。
[そのほか]今季4度対戦した相手は、札幌△○○○、浦和●○△△、ガンバ△●△○、という結果です。これから4度目の対戦を迎える相手は、新潟○○□?、神戸○○??、(横浜○○○?)、となります。すべての対戦で相手と同じか多く勝点を得ています。
今節の結果、セレッソ○で柏△●の場合にACL出場権を獲得できる3位以上が確定します。セレッソ△でも柏●であれば得失点差で3位以内が濃厚となります。高額賞金を得られる4位以上についてはより多くのパターンがあります。すべての試合が13時キックオフですので15時には大勢が判明しており、幸せな気持ちで帰れるのか最終節まで持ち越すのかがわかります。
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セレッソプレビュー J1-32 対横浜Fマリノス

[対戦カード] 横浜Fマリノス - セレッソ大阪
(18日14時 横浜市・日産スタジアム)
[予想メンバー]
FW 柿谷・杉本
OMF 清武・水沼
DMF ソウザ・山口
DF 丸橋・木本・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[みどころ]前回のリーグ戦後のセレッソ大阪はルヴァンカップ決勝戦を川崎フロンターレと戦い、2-0で勝利し優勝。チームに初タイトルがもたらされました。開始早々、相手DFのミスを日本代表FW杉本健勇が冷静に決め電光石火で先制、その後は守備の時間が続きましたが、試合終了間際にカウンターからMFソウザが追加点をあげ見事に勝ち切りました。
柿谷をトップに据え清武・水沼でサイドを攻める形、山村投入で逃げ切る形と、この一年間を象徴する布陣がそれぞれ機能しての鮮やかな逃げ切りとなりました。初めてのタイトルを獲得したことでチームにどんな影響が出るのかに注目です。達成感があり緩んでしまうのか、あるいは更なる高みを目指して突き進むのか、ここは指揮官の腕の見せ所です。
日本代表の欧州遠征に参加したFW杉本とMF山口蛍の起用方法にも注目です。遠征慣れしている山口は鉄人ですのでスタメン起用が濃厚ですが、代表メンバーでの遠征が初めてであった杉本は疲労が残っていることも考えられ起用法に悩むところ。FWリカルド離脱で選択肢は杉本or澤上となるのでここも指揮官の腕の見せ所となります。
[対戦相手]前回のリーグ戦後の横浜Fマリノスは高知県春野町でミニキャンプを行い調整を続けました。昨年もリーグ戦の後、天皇杯までの中断期間で宮崎ミニキャンプを行っておりこのチームにとっては定番の調整方法なのかもしれません。MF斎藤学は長い離脱が続いていますが、それ以外に離脱していた選手が続々と戦列に復帰しており終盤戦に向けて戦力は整ってきています。
セレッソ大阪から名古屋を経て横浜へ移籍したMF扇原貴宏にとってはリーグ戦でははじめての古巣対決となります。昨季、誰もが驚いたシーズン途中での名古屋移籍でしたがわずか半年で退団し今季から横浜へ移籍しました。セレッソで将来を嘱望された選手だけにいまだ思い入れの強いサポーターもいます。活躍することが恩返しと言われますが果たしてどんなプレーを見せてくれるのか。
横浜はこの試合が今季ホーム最終戦で残り2試合はアウェイで仙台・浦和と対戦します。ラグビーW杯に向けたスタジアム改修の影響ですがホーム最終戦というのは選手の気合乗りも違うことでしょう。ACL圏を争うライバル同士の対戦で今節一番の注目カードとなります。横浜とは相性がよく今季もリーグ戦・カップ戦予選でともに2-0で快勝しているので3連勝を目指しましょう。
[そのほか]リーグ戦残りの相手は、横浜・神戸・新潟と港町のチームとの対戦が続きます。初タイトル獲得後の新たな船出にふさわしい対戦相手といえるでしょう。ACLそして天皇杯、来季に向けて視界良好の出港を成し遂げ、常勝への長い航海へ旅立ちます。
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セレッソプレビュー YBC-FINAL 対川崎フロンターレ

[対戦カード] セレッソ大阪 - 川崎フロンターレ
(4日13時5分 さいたま市・さいたまスタジアム2002)
[予想メンバー]
FW 柿谷・杉本
OMF 清武・水沼
DMF ソウザ・山口
DF 丸橋・木本・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[みどころ]先週のセレッソ大阪はホームで大宮アルディージャと対戦し、2-1で勝利。水曜日の天皇杯に続いて日曜日のリーグ戦でも勝利しました。お互いにメンバーを入替えての再戦でしたが序盤に退場者が出た大宮はゲームプランが大幅に狂い勝負になりませんでした。なおこの試合では両チームにオウンゴールが発生するという珍事が起きています。
攻撃陣では日本代表FW杉本健勇にボールを集めチーム合計でシュート20本を放ちました。1人少ない相手に早い時間に得点を重ねていればもっと楽な試合展開になったわけで決定力を高めることが課題となります。一方で2得点はいずれもコーナーキックから生まれており得意のセットプレーに磨きがかかっています。一発勝負の大舞台ですからセットプレーは貴重な武器となります。
守備陣では序盤に相手選手から肘打ちをくらったDFヨニッチが何事もなかったようにプレーを続けました。後半には失点となるオウンゴールを誘発し、いつも通りの安定したプレーとはいきませんでしたが、堅牢な守備には綻びが見られません。ヨニッチ・木本のCBコンビは高さと強さを兼ね備えており、スピードのある川崎攻撃陣にどのように対処するのか注目です。
[対戦相手]先週の川崎フロンターレはアウェイで柏レイソルと対戦し、2-2で引分け。前半は水含みのピッチに苦戦し互いにシュートチャンスが少ない展開となりました。後半、柏に2点先行されたものの終了間際にFW小林悠の得点で辛くも追い付き配線を免れました。ですが、首位・鹿島とは勝点差4となり、優勝の可能性は鹿島・川崎に絞られたものの、次節にも鹿島の優勝が決まる可能性があります。
GKチョンソンリョンががしばらく欠場していましたがどうやら今日の試合には間に合うようです。お互いに韓国代表クラスのGKを擁しており、カップ戦はもつれればPK戦で決着の場合も想定されるので、この「最後の壁」対決にも注目が集まります。チョンはクラブHPのアンケートでこれから身につけたいことに「日本語」としており、すでにペラペラなGKキムジンヒョンとは差がついていますね。
攻撃陣ではスピードとテクニックに優れた選手が多く対応に手を焼くことが予想されます。9月の等々力での試合では1-5で敗れたことも記憶に新しいところ。この時期はセレッソ自身が調子を落としていた時期ではありますが、少しでも隙を見せると畳みかけるような攻撃を見せつけられ、ズルズル失点を重ねてしまう可能性があるわけです。
[そのほか]ルヴァン杯の決勝に進出した時点で賞金5000万円を手にしました。そして優勝すればさらに1億円がもらえます。今季から優勝賞金が5000万円増額されましたが最初の恩恵に預かりたいところです。ちなみに天皇杯でもベスト4に残り賞金2000万円をすでに確定しています。
2000年5月27日、あと一歩のところで優勝をし損なったあの日から、最初に頂点に立つときには川崎フロンターレを倒して優勝するんだと心に決めていました。いよいよ時はきました。夢の頂きの先にはどんな景色が広がっているのか、いちがんとなって見に行きましょう。