セレッソプレビュー J1-25 対 浦和レッズ

[対戦カード] 浦和レッズ - セレッソ大阪
(1日19時 さいたま市・埼玉スタジアム2002)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 清武・高木
WMF 丸橋・松田
DMF 山口・ソウザ
DF オスマル・ヨニッチ・木本
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
6位 セレッソ大阪 勝点36 9-9-6 30得点 27失点
9位 浦和レッズ 勝点 8-8-8 30得点 24失点
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はホームでサンフレッチェ広島と対戦し、0-1で敗戦。ゲーム全体を通じて見どころは終盤に見せた猛攻だけという悲惨な内容での敗戦でした。とはいえ1点差なのでどこかで得点できていれば引分けまでは可能性があったわけで、FW杉本健勇の不振に起因する得点力不足が悔やまれるところです。夏休みらしい企画盛りだくさんでにぎわった試合だけに勝ちたかったところです。
FW柿谷曜一朗、MF山村和也が負傷から相次いで戦列に復帰しています。攻撃陣の層が厚くなり選択肢が増えることで活性化することが想定されます。昨年の埼玉スタジアムの試合で山村を攻撃的に起用するシステムをはじめて試したのが記憶に新しいところ。上位陣に食らいついていくためにも「たとえ失点して複数得点で勝ち切る」というのが望まれます。
埼玉スタジアムでは今年早くも3試合目となります。初戦が昨シーズンとなりますが1月1日に天皇杯決勝で横浜に2-1で勝利しました。二戦目は2月10日に今季初戦となるスーパー杯で川崎に3-2で勝利しています。しばらく時間を置いての三戦目となりますがこれまで同様勝利で決めたいところです。そして四戦目はルヴァン杯決勝で10月27日ですよ。
[対戦相手]
先週の浦和レッズはアウェイで名古屋グランパスと対戦し、1-4で敗戦。オウンゴールで先制したあと、いま最も旬のFWジョーにハットトリックを許すなど4失点を重ねて大敗しました。リーグ戦ではその前の試合でも清水に3失点を喫しています。夏の厳しい連戦のほぼすべてでDF岩波拓也、マウリシオ、槙野智章のトリオで挑んでおり疲れが出ているのではと推測できます。
前回対戦は7月22日でセットプレーからFW高木俊幸が古巣相手に先制点をあげたものの、後半に押し込まれる展開となりFW興梠慎三の得点で追いつかれたという展開でした。なおこの日のDFラインはDF遠藤航、マウリシオ、槙野でしたがこの日を最後に遠藤が海外へと移籍することとなり、代わって岩波がレギュラーの座をつかんでいます。
[そのほか]
埼玉スタジアム最寄りの「浦和美園」駅というと駅前に大きなイオンモールがあるだけというイメージでしたが徐々に開発が進みいよいよ今月末にはホテル・東横インがオープンするそうです。宿泊施設ができると土日とイベントが続く場合に便利になると思います。また浦和美園からは東京ドームや等々力競技場まで乗り換えなしですし、新国立や日本武道館へもアクセス良好です。便利に使えそうです。
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セレッソプレビュー J1-24 対 サンフレッチェ広島

[対戦カード] セレッソ大阪 - サンフレッチェ広島
(25日19時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 清武・高木
WMF 丸橋・松田
DMF 山口・ソウザ
DF オスマル・ヨニッチ・木本
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
5位 セレッソ大阪 勝点36 9-9-5 30得点 26失点
1位 サンフレッチェ広島 勝点49 15-4-4 37得点 18失点
[みどころ]
水曜日のセレッソ大阪はアウェイで天皇杯・ヴァンフォーレ甲府と対戦し、延長の末0-1で敗戦。後半終了間際のラストプレーで失点を喫するというとてもダメージの大きい負け方でした。控えメンバー中心ではありましたがGKキムジンヒョン・DFオスマル・MF山口蛍ら主力も起用して120分間を戦い勝てなかったことは今日の試合への影響は大きいといえます。
FW柿谷曜一朗やMF山村和也、FWヤンドンヒョンら攻撃陣に負傷者が相次いでおり苦境が続いています。ワントップの選択肢は実質的にFW杉本健勇のみとなっており負担が大きい状態です。移籍期間が終了し選手を増やすことができないわけですので負傷者の早期の回復とU23世代の急成長が望まれるところです。
今日の試合に勝利すれば残り10試合で首位広島との勝点差が10となり、ギリギリ射程圏に入るといえます。逆転でのリーグ優勝を狙うには勝利以外はあり得ません。前期では独走ともいえる戦いぶりを見せた広島ですが、W杯中断明けは徐々に失速気味になっています。失点も多く付け入るスキも十分にあります。夏休み最後に勝利をつかみ、桜吹雪の長居の空を実現しましょう。
[対戦相手]
水曜日のサンフレッチェ広島はホームで天皇杯・名古屋グランパスと対戦し、延長の末4-1で勝利。延長の30分間に途中投入されたFWパトリックがハットトリックを成し遂げるという無双ぶりを発揮し名古屋を突き放して勝ち進みました。セレッソと同じく120分の試合を経験しましたが結末に差があるので疲労感にも差があるはずです。足取り軽く大阪へ乗り込んでくることでしょう。
W杯明け初戦のガンバ大阪戦では4-0と大勝したもののその後は失点が多く不安定な戦いが続き、8月に入ってからは2勝2分1敗と一時の勢いはなくなっています。FWパトリックを中心とした攻撃力は破壊力抜群ですが、自慢の堅牢な守備陣にほころびが出ています。終盤のJリーグを盛り上げるためにも、3位以内に入線してACLに再チャレンジするためにも勝利が必須です。
[そのほか]
夏の終わりの風物詩といえば「24時間テレビ」です。多くの方がチャリティに参加するまさに国民的イベントと言えるでしょう。長居公園近くで募金ができるところは、スギ薬局・読売センター・駒川商店街となります。そのほか全国のイオン・ダイエー・コノミヤ・サンプラザで募金することができます。試合観戦前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
夏休み最後のホームゲームですのでイベントが盛りだくさんです。水着で来場すれば入場無料という奇抜なものから、音楽フェスとのコラボ、ここでしか当たらない商品があるガラポン大会などてんこ盛りでどんな人でもきっと自分に合ったイベントが見つかるという状態になっていると思います。夏休み最後の思い出作りにぜひヤンマースタジアムへお越しくださいませ。
セレッソプレビュー EC-4 対ヴァンフォーレ甲府

[対戦カード] ヴァンフォーレ甲府 - セレッソ大阪
(22日18時 甲府市・小瀬スポーツ公園陸上競技場)
[ここまでの順位]
5位 セレッソ大阪 勝点36 9-9-5 30得点 26失点
14位 ヴァンフォーレ甲府 勝点37 10-7-12 45得点 37失点
[みどころ]
日曜日のセレッソ大阪はアウェイでVファーレン長崎と対戦し、2-0で快勝。暑さと日差しの残る18時試合開始のゲームは開始早々にCKからDF丸橋祐介が得点をあげ試合を優位にすすめ、終了間際にはDFヨニッチが追加点を取り試合を締めくくりました。前半は幾度かのピンチもありましたが相手の決定力不足が目立ちました。点差以上に力の差があるゲームでした。
現在チーム得点王はDF丸橋の6得点です(FW高木俊幸も6得点)。DFなので総シュート数が少なく決定率は46,2%と驚異的な高さになっています。FKやCKを直接決めることもあれば前節のようにヘディングで得点を決めることもでき存在感を見せています。今日の試合はターンオーバーすることが濃厚ですが、実質的に代わりの選手がいないポジションなのでこのまま好調を続けてほしいところです。
天皇杯は控えメンバー中心で挑むことが予想されています。どのようなメンバー構成になるのかは当日のお楽しみですが、誰が出場してもクオリティを落とさないことが望まれますし、今年も2冠を取るためには必要な条件ともいえます。これまで出場機会が少なかった選手は実力の見せ所ですのでしっかりアピールしてリーグ戦へとつないでほしいです。
[対戦相手]
土曜日のヴァンフォーレ甲府はホームで愛媛FCと対戦し、0-1で敗戦。新加入選手の奮闘もあり何度も攻撃を繰り返したものの愛媛ゴールを破ることができずに敗戦となりました。これでホームでは2連敗となります。自動昇格は絶望的で目標は6位以内のプレーオフ圏入線です。しかしこの目標も残り13試合で勝点差9と厳しい戦いとなっています。
8月はここまでセレッソ大阪がすでに6試合を戦ってきたのに対し甲府は3試合と半分しか試合がありません。水曜日の試合が全くないので疲労感に差があることは否めません。天皇杯では清水エスパルスを、ルヴァン杯では浦和レッズを破って勝ち進む実力のあるチームですので侮るわけにはいきません。ですがJ2だけには負けられません。
[そのほか]
このカードは昨年も平日に甲府で試合がありました。ルヴァン杯の予選リーグと大会は違いますが、4月12日に5257人の観客が訪れました。今日の試合はリーグ戦とは主催者が違うため普段は一般販売されていないメインスタンドのスポンサーエリアなど見やすい座席も販売されており普段とは違った位置から試合観戦するチャンスです。
天皇杯・ツエーゲン金沢戦では北陸鉄道バスのシャトル便の本数がリーグ戦から激減しておりスタジアムまで到達するのに不便が生じ多くのサポーターが落胆しましたが、山梨交通ではいつもの試合と同じだけのバスを用意してくれているようで安心して利用できます。J1経験が豊富で十分な対応力があるというのが感じられますね。
セレッソプレビュー J1-23 対 Vファーレン長崎

[対戦カード] Vファーレン長崎 - セレッソ大阪
(19日18時 諌早市・トランスコスモススタジアム)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 清武・高木
DMF 山口・ソウザ
DF 丸橋・オスマル・ヨニッチ・木本・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
5位 セレッソ大阪 勝点33 8-9-5 28得点 26失点
21位 Vファーレン長崎 勝点21 6-3-13 25得点 35失点
[みどころ]
終戦記念日のセレッソ大阪はホームで清水エスパルスと対戦し、3-1で勝利。前半1-1で折り返し後半途中までは一進一退の展開でしたが後半15分過ぎから突如2得点を重ね突き放しての勝利となりました。清水は前半に好機をことごとく逃したことが影響し後半失速という結果になりました。MFソウザの得点は鮮やかな軌道を描き今節のベストゴールにも選ばれています。
W杯中断明けから勝利のなかったセレッソが勝利したため18チームすべてが再開後に1勝以上しています。この間の成績は4分3敗と厳しい道のりでした。これだけ勝てていなかったにもかかわらず順位は5位と大きく崩れることはありませんでした。ほかの上位チームも同じように足踏みしており下位チームが調子を上げてきたためで、まだACL圏内を十分に狙える位置です。
FW杉本健勇に久々の得点がうまれました。FWが得点をとるとチームが乗ってくるというのがよくわかります。チーム戦術、あるいは故障者の状況により、現状でFWの選択肢は杉本の一択となっています。連戦を休まず出場しており疲労感も大きいかと思いますが、チームの頼れるエースですのでこれからも存在感あるプレーを見せてほしいところです。
[対戦相手]
終戦記念日のVファーレン長崎はホームで鹿島アントラーズと対戦し、1-2で敗戦。早い時間に先制点をあげたものの前半のうちに逆転を許しそのまま終了となりました。与シュートがわずかに3本と低調な内容でついに自動降格圏に転落となっています。高木監督が「さいきんでは一番恥ずかしい試合」と評したようにミスが目立つ残念な内容でした。
W杯中断明けは1勝1分5敗と低迷しており無得点試合が4試合もあります。中断期間中に外国人選手を含めて多数の選手入替えがあり活性化を狙ったようですがいまだ効果は出ていないといえます。夏の補強期限が終了したため現有戦力で戦い抜かなければならず、勢いに任せてJ1昇格を果たしたものの終盤戦に向けては厳しい戦いとなることが予想されます。
5月5日子供の日にヤンマースタジアムで対戦した際には3-1で勝利しています。セレッソが3得点あげた試合はリーグ戦では2節のホーム・札幌戦とこの試合、前節の3度しか今季はありません。J2時代の対戦では苦戦したものの今となってはよいイメージしかありません。夏の連戦後半を巻き返しの時期にするためにもまずは連勝が望まれるところです。
[そのほか]
諫早駅は将来の九州新幹線・長崎ルート開業に備えて現在改修工事が行われています。この8月には東西自由通路が開通したそうで、駅舎にファミマ・ミスドといった商業施設もオープンしました。前回2年前は試合後に駅前のお店で開いているところが皆無だったのですが今回はそういうことはなさそうです。勝利の美酒に酔うことも容易になりました。
セレッソはここまで敵地が陸上競技場では2勝1分と負けなしです。一方で敵地が球技場では4分4敗(含む札幌ドーム)と未勝利です。これほど顕著に差が出ることは珍しいと思います。今日の試合は長崎県総合運動公園陸上競技場(トランスコスモススタジアム)での試合なので陸上トラックがあります。勝点をもらったも同然ですね!
セレッソプレビュー J1-22 対 清水エスパルス

[対戦カード] セレッソ大阪 - 清水エスパルス
(15日19時 大阪市・キンチョウスタジアム)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 清武・高木
DMF 山口・ソウザ
DF 丸橋・オスマル・山下・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
6位 セレッソ大阪 勝点30 7-9-5 25得点 25失点
11位 清水エスパルス 勝点27 8-3-9 26得点 25失点
[みどころ]
山の日のセレッソ大阪はアウェイでコンサドーレ札幌と対戦し、1-1で引分け。幸先よく開始早々のCKからDFヨニッチが得点をあげましたがその直後のプレーで追いつかれました。その後は特に後半はリズムよく自分たちのペースで攻撃を繰り返すことができ、いつ得点するかと思われましたがFW杉本健勇など攻撃陣が決めきれず、もったいないドローとなりました。
鳥栖戦とスルガ銀行杯を欠場したFW柿谷曜一朗とMF山村和也がケガのためだったことが判明しました。相次ぐ負傷離脱はこの夏場にも続いているわけです。その影響もあってかスルガ銀行杯と札幌戦では3バックの新システムを採用しました。相手に合わせてということもあるでしょうがシステムの柔軟性は戦術的によいことなので今後熟練していってほしいところです。
キンチョウでの試合は残り2試合となり、清水・磐田と静岡勢との対戦を残すのみとなりました。今季もこの会場では無敗が続いており相性の良い会場です。清水との対戦では、それぞれのホームで勝率が極めて高いことで知られており、地の利、相性、いずれも活かすことでW杯中断後のリーグ戦初勝利を得ましょう。お盆で帰ってきているご先祖さまもきっと応援していますよ。
[対戦相手]
山の日の清水エスパルスはホームで川崎フロンターレと対戦し、1-2で逆転負け。開始早々に先制点を奪ったもののシュートはわずか4本に終わり、川崎に逆転を許すこととなりました。新加入のFWドウグラスが負傷により途中交代しており本日の出場は微妙です。前回のホーム・セレッソ戦から3連勝したのですがその後2連敗しています。
前回の試合後会見で監督は「ボールを持つ攻撃の時間帯を増やしたい。攻撃の回数を増やしたい」とオフェンス面での改善を述べていました。切れのあるカウンターが持ち味のチームであり、セレッソはカウンター対策が苦手なチームですからこのあたりの攻防が見どころとなります。勝点・得失点数もほぼ同じチーム同士の戦いでレベルが拮抗しているはずです。熱い戦いが予想されます。
[そのほか]
平日とはいえお盆期間中なので多くの観客が訪れることが予想されている試合です。普段は遠くに住んでいて会場に来れない方が、お盆で帰省していて観戦に来られるというケースもあるかと思います。逆にお盆の繁忙期で交通手段やホテルが取れなくて遠征・帰省を断念したというケースもあるかもしれません。とはいえ、盆と正月は多くの国民にとってお休みの日なのでここで試合があるというのはいいことだと思います。
セレッソプレビュー J1-21 対 北海道コンサドーレ札幌

[対戦カード] コンサドーレ札幌 - セレッソ大阪(11日
13時 札幌市・札幌ドーム)
[予想メンバー]
FW 杉本・山村
OMF 清武・高木
DMF 山口・ソウザ
DF 丸橋・山下・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
7位 セレッソ大阪 勝点29 7-8-5 24得点 24失点
4位 コンサドーレ札幌 勝点30 8-6-5 25得点 23失点
[みどころ]
水曜日のセレッソ大阪はホームでスルガ銀行杯・インデペンディエンテと対戦し、0-1で敗戦。控え選手中心のメンバーで挑みましたが7月中に来日し万全の調整を続けてきた相手チームとのモチベーションの差は歴然としており、また急造の3バックも機能せず敗戦となり今季2冠目は逃すことになりました。しかしながら後半、MFソウザを中心に攻撃に活路を見出すことはできました。
FW柿谷曜一朗とMF山村和也は先週の鳥栖戦に続いて水曜日の試合も出場機会がありませんでしたので休養十分となっています。連戦で疲労感が大いに出ている選手が多い中、フレッシュな状態をキープしている選手がいれば自然とボールが集まってくることでしょう。
札幌ドームは室内競技場で一定程度の温度・湿度が維持されるように調整されています。また札幌は最高気温が25度前後と大阪でいう最低気温が最高気温という状態なっています。大阪では当面体感できない冷涼な環境の中で試合を行うわけですのでいつも以上に動けて当然だと思います。そろそろ勝ち星を得ないことには上位に食らいついて行けなくなります。
[対戦相手]
先週のコンサドーレ札幌はホームで柏レイソルと対戦し、1-2で敗戦。セレッソが下位に沈む鳥栖に敗戦したように札幌も柏に敗戦したわけで、W杯中断前まではお互いに上位をキープできていたものの再開後は厳しい戦いが続いているといえます。FWジェイは柏戦でも得点をあげており徐々に調子を上げています。とても怖い存在と言えるでしょう。
一方で、DFラインにケガ人が相次いでいるようでここまで出番の少なかったDF菊地直哉の先発抜擢が予想されています。試合序盤のまだ連携や守備の確認が十分に統率できていない段階から攻撃を仕掛けていけば相手が混乱することも考えられます。先手必勝がよいかもしれません。
13時(午後一時)キックオフというのは今シーズンはじめてで、リーグ戦では昨シーズンの11月26日ホーム・神戸戦以来となります。札幌は厚別開催の時も含めてデーゲームが多くこの時間帯の試合でも調整は十分かと思います。夜の試合に慣れすぎただけに明るいうちの試合にどう対応するかもポイントとなります。なおこの次のデーゲームは9月30日のホーム・名古屋戦となります。
[そのほか]
世間ではお盆と言われる入シーズンの時期に札幌で試合ということで、年に一度の北海道での試合を見たいものの航空運賃やホテルが高額になり遠征をためらった、断念したという人も多かったかもしれません。ゴール裏は少数精鋭になるかもしれませんが、久々の勝利を北の大地でつかみ、勝点3とカールレイモンのハムをお土産に帰りましょう。
セレッソプレビュー J1-20 対 サガン鳥栖

[対戦カード] サガン鳥栖 - セレッソ大阪
(5日19時 鳥栖市・ベストアメニティスタジアム)
[予想メンバー]
FW 杉本・山村
OMF 高木・福満
DMF 山口・オスマル
DF 丸橋・山下・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
6位 セレッソ大阪 勝点29 7-8-4 24得点 23失点
17位 サガン鳥栖 勝点15 3-6-10 15得点 24失点
[みどころ]
水曜日のセレッソ大阪はホームでヴィッセル神戸と対戦し、1-1の引分け。お互いにコーナーキックからオウンゴールでの得点という同じような失点パターンでした。神戸はFWポドルスキ、MFイニエスタが欠場し主役不在の中で追いついての価値ある引分けといえ、セレッソはベストメンバーで勝ち切れなかったので残念な引分けといえるでしょう。
ケガにより戦列を離脱していたFW柿谷曜一朗とMF清武弘嗣が相次いでスタメンに復帰しました。いずれも万全ではないため途中で退きましたが予想以上にケガの回復が早く夏の連戦中に試合出場ができるのは頼もしい限りです。90分フルや連続して先発での出場というのはしばらくはむずかしいかもしれませんができる限りのプレーでチームに貢献してほしいところ。
次の試合は来週水曜日のスルガ銀行杯です。スーパー杯に続く今年2つ目のタイトルをかけた大きな試合となります。正直なところここ数試合の低迷状態を見ていると10日も前に来日し万全の態勢で調整している南米王者に勝てる要素は少ないと思います。ですが直近の試合で勝利を掴むことができれば、雰囲気が変わりムードがあがってきて大きなタイトルを得ることができるでしょう。そのためにもいい内容で勝ちたい一戦です。
[対戦相手]
水曜日のサガン鳥栖はアウェイで清水エスパルスと対戦し、0-1で敗戦。清水のシュートをわずか2本に抑えましたが、鳥栖のシュートもわずかに5本と低調な内容でありFWドウグラスの決定力が上回った清水が競り勝つこととなりました。元韓国代表監督に就任のオファーを出したなどという情報が流れるなど降格圏に低迷するチームは騒がしい状態が続いています。
得点力不足が低迷の原因と考えるフロントはFWトーレスやFW豊田陽平など攻撃陣を相次いで補強しました。試合ではその弊害も出ており中盤からのパスが前線へうまく通らないという連携不足が露呈しています。トーレスも「スルーパスが来ない」とコメントしておりこの部分に関しては熟成により時間がかかるはずで本日の試合でも劇的な改善は見られないと思います。
今季のセレッソのアウェイゲームでは敵地が球技場タイプの場合、柏▲・神戸●・ガンバ●・磐田▲・清水●・仙台▲と未勝利が続いています。ちなみに競技場タイプの場合、川崎○・名古屋▲・広島○と負けなしです。今日の会場は球技場タイプなのでこのジンクスを破りたいところです。なお今日の試合を除き、残り試合は球技場2、競技場4、札幌ドーム1となっています。
[そのほか]
となり町の久留米市では試合と同じ時間帯に「筑後川花火大会」が開催されます。昨年の人出が45万人とのことで昨日行われた「淀川花火大会」(43万人)とほぼ同じ規模の動員がある大規模なものです。地方のイベントなので多くの人は車で出かけるものとは思いますが、それでも当然のことながらお帰りの電車は大変な混雑が予想されます。