セレッソプレビュー J1-33 対柏レイソル

[対戦カード] セレッソ大阪 - 柏レイソル
(24日14時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW 柿谷・杉本
OMF 清武・水沼
DMF 山口・ソウザ
DF 丸橋・ヨニッチ・山下・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
8位 セレッソ大阪 勝点47 12-11-9 37得点 34失点
17位 柏レイソル 勝点33 10-3-19 40得点 52失点
[みどころ]
10日のセレッソ大阪はホームで川崎フロンターレと対戦し、2-1で勝利。WINNERはセレッソでしたが、シーズンCHAMPIONは川崎といういずれのサポーターにとってもハッピーエンドな形で大団円を迎えました。後半ロスタイムにPKで追いつかれたもののMF山村和也の得点で突き放しての劇的な勝利でした。リーグ戦での複数得点は7試合ぶりですが、14戦連続で1失点以下と相変わらずDFは安定しています。
ユンジョンファン監督の退任が発表されました。この2年間でリーグ杯・天皇杯のタイトルは獲得したもののリーグ戦では昨季が上位とは差のある3位、今季は優勝争いから早々に離脱したの中位となっています。一部選手との確執も報じられ、これ以上の上積みは見込めないとの判断で妥当な選択と考えます。自身が連れてきた母国人FWヤンドンヒョンが不振を極めたことも求心力を低下させました。
中断期間中の代表戦でFW杉本健勇は2試合に出場したもののいずれも不発に終わりました。絶対エースの大迫に次ぐ存在としてアジア杯での代表入りを目指していますがアピール不足は否めません。代表でアピールできなかった分、チームに戻ってからしっかりアピールしてほしいところです。そのほかさいきん呼ばれていないMF清武弘嗣・山口蛍にも期待します。
早い段階での監督退任発表は再就職先を探す上で有利になるわけで、チームとしてできる最大限の誠意といえます。すでに国内だけでも長崎・鳥栖・福岡の新監督候補として名前が挙がっておりきっと来季もどこかのチームで指揮を執っていることでしょう。過去3シーズンつづけてホーム最終戦は白星で飾っており来季へ明るい展望が開けるようにしっかり白星で締めましょう。
[対戦相手]
6日の柏レイソルはホームで鹿島アントラーズと対戦し、2-3で敗戦。ACLの影響で変則日程となり、鹿島のメンバーは若手・控えメンバー中心となりましたが、セレッソと同様に鹿島に勝利することはできませんでした。そののち監督を解任し、わずか残り2試合(プレーオフに出ても3試合)ではありますが新監督に未来をゆだねることとなりました。
監督交代後、練習を一切公開していないためどんな布陣で臨むのかや新監督の志向する戦術など不明な点が多い状態です。内部昇格人事ですので大きな変化はないという見方もできますが、数試合を戦い抜くためのスペシャルな奇襲を考えてくる可能性もあり実際にメンバーが発表になり試合が始まらないことには未知数でとても難しい相手との対戦といえます。
元々昨季はセレッソのすぐ下、リーグ4位でしたし天皇杯でも準決勝へ進出したほどの実力あるチームです。今季つまづいた原因はいくつかあるのでしょうが「残留」に向けて気持ちをひとつにできれば、地力のあるチームで結果は残せるかもしれません。
[柏の降格条件]
柏が敗戦の場合・・降格
柏が引分けの場合・・湘南、名古屋、鳥栖の全てが勝利か引分けで降格
柏が勝利の場合・・湘南、名古屋、鳥栖の全てが勝利で降格
なお今節は、湘南-浦和、広島-名古屋、鳥栖-横浜がいずれも14時開始となっております。
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セレッソプレビュー J1-32 対川崎フロンターレ

[対戦カード] セレッソ大阪 - 川崎フロンターレ
(10日14時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW 柿谷・杉本
OMF 高木・水沼
DMF 山口・ソウザ
DF 丸橋・ヨニッチ・山下・田中
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
8位 セレッソ大阪 勝点44 11-11-9 35得点 332失点
1位 川崎フロンターレ 勝点63 19-6-6 52得点 24失点
[みどころ]
火曜日のセレッソ大阪はホームで名古屋グランパスと対戦し、0-1で敗戦。リーグ戦では6戦連続で1得点以下、10月以降は4戦でわずかに1得点と攻撃陣がふるわず敗戦でした。これによりACL圏の3位は絶望的となり、降格の可能性もほぼ消えているため今季の目標を失うこととなりました。
何とか相手ゴール付近までボールをつないだとしてもそこからが単調であったり人任せであったりして突き抜ける強さに欠けています。DF陣はリーグ戦13試合連続で1失点以下と踏みとどまっているだけに、MF清武弘嗣やMF山村和也がケガのため面子は揃わないとはいえ、攻撃の形を作り何とか得点を・・というのが現状です。
川崎との対戦は現在。ルヴァン杯決勝、スーパー杯、リーグ戦と3連勝中です。リーグ戦に限ると2017年はわずかに4敗、今季は6敗の川崎が2年続けて敗戦したチームは横浜とセレッソだけですので比較的相性も良いといえるでしょう。NHK地上波で放送される大一番です。ここで勝利してセレッソここに在りというのを見せましょう。
[対戦相手]
先週末の川崎フロンターレはホームで柏レイソルと対戦し、3-0で快勝。前半に2得点をあげ試合を優位に進め終了間際にダメ押し点をあげ優勝まであと1勝としました。W杯中断明けから広島に急ブレーキがかかったこともありますが川崎自身も2位グループから抜け出す強さを見せており優勝は目前といったところです。
衰えを見せないMF中村憲剛が中盤からチームを支え続け、破壊力のある攻撃陣と鉄壁のDF陣を鼓舞し相乗効果を生んでいます。昨年のリーグ優勝が初タイトルであったのがウソのようにチームが円熟期を迎え常勝ムードがただよっています。現状でスキを見つけることは困難であり勝利をつかむことは至難の業と言えるでしょう。
[優勝条件]
川崎が勝利の場合・・優勝
川崎が引分けの場合・・広島が引分けまたは敗戦
川崎が敗戦の場合・・広島も敗戦
なお広島は同時刻開始でホームで10位・ベガルタ仙台と対戦します。
セレッソプレビュー J1-28 対名古屋グランパス

[対戦カード] セレッソ大阪 - 名古屋グランパス
(6日19時 大阪市・キンチョウスタジアム)
[予想メンバー]
FW 柿谷・杉本
OMF 高木・水沼
DMF 山口・ソウザ
DF 丸橋・ヨニッチ・山下・田中
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
8位 セレッソ大阪 勝点44 11-11-8 35得点 32失点
16位 名古屋グランパス 勝点34 10-4-16 47得点 54失点
[みどころ]
先週水曜日のセレッソ大阪はアウェイで鹿島アントラーズと対戦し、0-1で敗戦。ACL決勝を前に控えメンバー中心で臨んだ鹿島に苦戦し得点が奪えずCKからの失点で敗戦となりました。MF清武弘嗣が直前で離脱し攻撃陣の厚みが失われ単調になってしまいました。また要所でMF小笠原満男やDF昌子源がチームを引き締め効果的でした。
日曜日のJ3秋田戦でFW米澤令衣がチーム史上初となるハットトリックを達成しました。持ち前の抜け出しに妙味がありかつてレンタル移籍していた「古巣」相手に恩返しをした形となります。J3の試合からは中1日となるので今日の試合で抜擢されることはないと思いますが、伸び始めた若い芽はしっかり育んでいきたいところです。
5月にアウェイで対戦した際にはシュートわずかに3本に抑えましたが攻撃陣が不発でスコアレスドローに終わっています。天候が悪く後半途中には視界が見えないくらいの大雨となる悪コンディションも影響したかと思います。なお名古屋はW杯中断期間に大型補強を行っており参考にできる部分は少ないかもしれません。
[対戦相手]
土曜日の名古屋グランパスはホームでヴィッセル神戸と対戦し、1-2で敗戦。神戸のワールドクラスの外国人選手に本領を発揮され痛い敗戦となりました。これにより暫定16位に転落となりました。W杯中断明けは補強に成功し一時はチーム状態が上向きかと思われましたが再び下降線をたどっています。
神戸戦ではFW玉田圭司が通算99得点目をあげました。古巣相手にメモリアルゴールを狙ってくるでしょうから簡単にやられないようにしましょう。また元ブラジル代表FWジョーはさいきん調子を落とし気味ですがJ1トップクラスの破壊力がありますのでここも抑える必要があります。彼らを操る司令塔MFガブリエルシャビエルも要警戒です。
[そのほか]
本来は9月の磐田戦がトップチームにとってのキンチョウラストマッチの予定でしたが、台風の影響による日程変更で今日の試合が本当のラストマッチとなりました。ユンジョンファン監督就任以降の2年間でこのスタジアムではわずかに1敗(17年9月仙台戦・1-4)しかしていません。ほぼ無敵のホームスタジアムのラストを勝利で飾りましょう。