セレッソプレビュー J1-1 対 ヴィッセル神戸

[対戦カード] セレッソ大阪 - ヴィッセル神戸
(22日19時半 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW メンデス・柿谷
OMF 清武・水沼
DMF ソウザ・奥埜
DF 丸橋・ヨニッチ・山下・松田
GK キムジンヒョン
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はアウェイでレノファ山口と対戦し、0-1で敗戦。主力FW柿谷曜一朗を欠く布陣ではありましたが下部リーグ所属チームに敗れるという開幕前にして暗雲立ち込める結果となりました。しかしながら内容ではキャンプ以来取り組んでいる「つなぐ」サッカーを見せることができましたし、何度も決定機を跳ね返す守備陣の堅さは昨年来変わらずでした。
キャンプでは別メニューが続いていたキャプテンMF清武弘嗣が途中出場で戦列に復帰しました。本人は「想定内」と既定路線を強調していましたが実際のところは急ピッチで調整したものと思います。開幕戦に出場したいという意気込みが感じられて良いのですが近年は故障がちなため無理は禁物です。またFW都倉賢も途中出場を果たし前線で存在感あるプレーを見せることができました。
満員の観客の中行われる2019年シーズンの、Jリーグ全体で見ても開幕戦となる試合で世間の注目度も高くなっています。ワールドクラスのスターを買い集めた神戸に勝利することができれば、サッカーに興味のない層にもセレッソの名前が浸透していき、次回以降の観客動員にも好影響を与えることでしょう。今日の一勝は特別なものとなると思ってしっかり戦ってほしいです。
[対戦相手]
今シーズンのヴィッセル神戸は米国と沖縄でキャンプを実施、米国ではJリーグチームでは初となるツアー形式でプレシーズンマッチを重ねていきました。天候不良により中止になった試合もありましたが、新しい試みを一定の成功に導いたことは評価できますし、後に続くチームにとってよい例となったと思います。
VIP(ビジャ・イニエスタ・ポドルスキ)を中心とした攻撃陣は充実していますしそこにパスを供給するのは元日本代表MF山口蛍と豪華すぎる布陣です。それに比べると昨年も不安感があったDF陣はメンバーの上積みはあったもののプレマッチでも4失点を喫した試合があり不安感を払しょくするに至っていません。ここが付け入るスキであることは間違いありません。
一昨年はリーグ・カップ・天皇杯で4連勝しましたが、昨シーズンはリーグで1分1敗と苦渋をなめる結果となっています。全国のサッカーファン・サポーターが注目を集めるJリーグの開幕試合というだけでなく、同じ関西に本拠地を置くライバルとして負けられない相手です。完成途上ではあると思われますがロティーナサッカーを表現し躍動する選手たちのプレーに期待しましょう。
[そのた]
開幕戦のゲストにはNMB48や木梨憲武がやってきて盛り上げてくれます。それ以外にも金Jに絡んだ先着プレゼントなど盛りだくさんの企画が用意されています。平日のナイトゲームですがチケットは完売ということで熱く激しく盛り上がる試合になることが予想されます。
ところで、NMBのみなさまはあくまでゲストです。たこやきレインボーのみなさまは大切な家族です。セレッソチャンネルに登場し宮崎キャンプをレポートしてくれていますが、次回のホームゲーム以降でも各所でホームゲームを盛り上げてくれることでしょう。
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セレッソプレビュー PSM 対レノファ山口

[対戦カード] レノファ山口 - セレッソ大阪
(17日14時 山口市・維新みらいふスタジアム)
[みどころ]
今シーズンのセレッソ大阪はタイと宮崎でキャンプを実施。タイにて提携クラブとプレシーズンマッチを行いましたが花試合でしたので実質的には今日の試合が今シーズンの公式戦初戦となります。監督が代わりどんな戦術を取るのか、またキャンプではDF舩木翔やFW安藤瑞季が抜擢されましたがどのようなメンバーで挑むのか注目が集まるところです。
これまでとは違い「つなぎ」を重視したサッカーを志向しており、キャンプ中の練習試合ではうまくいかないケースが多くありましたが実戦を多く積むことによりフィット感が高まり戦術の浸透も図られるものと思います。今日はあくまで練習試合ですので結果にこだわるのではなくどれだけやりたいサッカーができるかがポイントです。ですがJ2だけには負けられません。
2016年シーズンにはJ2リーグで対戦経験があり、ホームで2-4、アウェイで2-0と1勝1敗の結果を残しています。現在はセレッソに加入し攻撃陣の主力と位置付けられているMF福満隆貴が山口の選手としていずれの試合にも先発出場を果たしています。本日の試合でも左MFとして先発出場が有力視されています。
[対戦相手]
今シーズンのレノファ山口は2週間にも及ぶタイキャンプを実施し、2月11日にはサンフレッチェ広島とプレシーズンマッチを行い0-1で敗戦しています。7000人近い観衆を集めたこの試合では広島よりも多くのシュートを放ち十分に勝機のある展開でしたがMF柴﨑晃誠の一発に沈み敗戦となりました。お互いにGK以外すべての控えメンバーを起用した試合でした。
ロティーナヴェルディと山口の対戦は、維新で3-4、味スタで3-1と1勝1敗でした。いずれの試合も東京が2点を先制し優位に試合を進めたものの維新では4連続失点をくらい逆転負け。味スタでは終盤に1点ずつを取り合い逃げ切りに成功したというものです。フォーメーションはいずれの試合も4-3-3で挑んだと記録されています。
[そのた]
昨年はリーグ戦の開幕までに、スーパーカップ(対川崎)、ACL(対済州・広州)と3試合がありましたが、今年は今日の試合だけです。昨年は疲弊してシーズン開幕を迎えましたが今年はフレッシュな状態でシーズン開幕を迎えられるはずです。前評判は「未知数」という評価が多いですが評価を覆すような躍進に期待しています。