セレッソプレビュー J1-9 対 大分トリニータ

[対戦カード] セレッソ大阪 - 大分トリニータ (27日14時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW 都倉・柿谷
MF 丸橋・清武・ソウザ・デサバト・松田
DF 木本・ヨニッチ・片山
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
14位 セレッソ大阪 勝点7 2-1-5 5得点 8失点
4位 大分トリニータ 勝点16 5-1-2 11得点 6失点
[みどころ]
水曜日のセレッソ大阪はホームでヴィッセル神戸と対戦し、1-0で勝利。ルヴァンカップでは主力としてプレーしているMF田中亜土夢のスーパーゴールを守り切り首位浮上となる勝利を得ました。前半は理想的な攻撃を展開し複数得点を記録していてもおかしくないような活気ある展開でした。ところが一点しか取れなかったため神戸が息を吹き返した後半は守勢に回りました。
リーグ戦ではただボールを回しているだけで緩急がない上に困った時には横パスかバックパスを選択するので相手に脅威を与えることができません。むしろ相手はいつボールを奪ってカウンターを仕掛けてやろうかくらいに思っているに違いありません。カップ戦では時に早く鋭いパスが来たり、サイドで厚みのある攻撃をしたりとそれぞれの選手が持つ個性が活かされています。
リーグ戦に出場する主力級の選手たちも水曜日の試合を見ていたわけですからどういう工夫をすれば得点の可能性が上がるのかという一端を見れたはずです。ボールをつなぎ持ちあがるところまでのプレーは浸透し十分こなせるようになっています。そこから得点を奪うための工夫をそろそろ見せてもらわないと今年の目標が「J1残留」になってしまいます。
今日開催のJ1はこの試合だけで、多くの人にとって容易に視聴できるNHKBSで全国生中継されます。また少年サッカーチームを観戦にご招待しておりバックやホームゴール裏は満員が予想されています。多くの人の注目が集まる試合です。こうした試合で結果を出せば世間の関心も高まりますしまた応援に来ようという人も増えるはずです。やるしかないです。
[対戦相手]
水曜日の大分トリニータはホームで名古屋グランパスと対戦し、2-2で引分け。前半1-1から後半の早い時間にリードを奪い、名古屋に退場者が出るなど勝機はありましたが終了間際に追いつかれグループ最下位に転落となりました。予選リーグ敗退が決まったわけではありませんが予選突破のためには勝点4以上が必要となり残り2試合は負けられない戦いとなりました。
カップ戦では当然のごとく主力級を休ませており、今Jリーグでもっとも注目されているストライカーFW藤本憲明も出場しておらずフレッシュな状態で今日の試合を迎えます。青森山田-近大-佐川印刷--SP京都-鹿児島ユナイテッドと下部リーグから結果を残し続け遂にJ1までたどり着き、J1でも現在6得点で得点王と結果を残しているのは偉大なことです。
大分にとっては、10日に神戸戦、20日にガンバ戦、そして27日にセレッソ戦とこの3週間で関西遠征が3度目となります。結果は●△で芳しくなくきっと大阪へ向かう足取りは重たかったに違いありません。来月はカップ戦の最終節(5/22)で再びここヤンマーで対戦します。もう二度と関西遠征なんてしたくないと思うくらいにキッチリ勝利したいところ。そろそろリーグ戦でも勝ちたいんです。
[そのた]
今年のゴールデンウィークは10連休になることで話題を呼んでいますがJリーグの試合はこの間に今週末と来週末の2試合しかありません。多くのチームはいずれかにホームゲームが予定されており様々なイベントを開催し集客に努めています。この試合でも子供向けのイベントやリュウソウジャーショーなど家族連れで楽しめる要素がいっぱいです。
長居公園の自由広場では「肉フェス」が開催されており試合観戦に訪れた人にはさまざまな特典が用意されていたりもします。試合の前後に活気あるイベントを楽しんでみるのもいいかもしれません。そのほか自然史博物館や植物園など一日滞在していても楽しく遊べるのは間違いありませんので万丈お繰り合わせの上、長居公園へお越しくださいませ。
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セレッソプレビュー JLC-4 対ヴィッセル神戸

[対戦カード] セレッソ大阪 - ヴィッセル神戸 (24日19時半 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[ここまでの順位]
2位 セレッソ大阪 勝点4 1-1-1 4得点 2失点
1位 ヴィッセル神戸 勝点5 1-2-0 4得点 2失点
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はアウェイで清水エスパルスと対戦し、0-1で敗戦。相手のカウンター攻撃による失点が重くのしかかりリーグ戦では2試合連続、早くも4試合目の完封負けとなりました。ミスは一度くらい犯すものであってそれ以上に得点を取れればいいのですが、得点をとる気配すら感じられないという厳しい状況で一刻も早い改善が望まれるところです。
カップ戦では前の試合でMF水沼宏太・福満隆貴といったリーグ戦では出場機会の少ない選手が活躍し結果を残しています。リーグ戦と比べてボールを持ち上がった後の展開に緩急がついており攻撃に工夫がみられると感じます。戦術理解度が高いとされるFW田中亜土夢の影響もあるでしょうが、リーグ戦よりも戦術が浸透した上で個々の能力が活きた試合ができている印象です。
神戸との対戦はメンバーの入れ替わりはあるものの早くも3度目となります。〇△と負けなしできていますので今日の試合でもしっかり勝ち切り、よい流れをリーグ戦へもっていきたいところです。お互いに成績低迷で苦しんでいるチーム同士。浮上のきっかけを見つけるためにカップ戦を有効活用できるのはどちらのチームでしょうか。
[対戦相手]
先週のヴィッセル神戸はアウェイで浦和レッズと対戦し、0-1で敗戦。相手の速い攻撃を止めきれずPKを奪われ失点。挽回することができず新監督の初陣は敗戦スタートとなりました。MFビジャ・イニエスタをメンバー外にするという大英断を下しましたが評判の悪いMFサンペールはMF山口蛍とコンビを組ませることでスタメン起用を続けました。
これまでのカップ戦のメンバーを見ていますと、今日の試合ではVIPの3人や山口蛍といった代表クラスの選手はお休みだと予想されますが、その分、出場機会の少なかった若手選手が積極起用され、監督が代わった今こそアピールの絶好のタイミングと、ハツラツとしたプレーを見せるはずです。勢いに屈することなく対峙することが必要です。
[そのた]
今シーズンのセレッソ大阪は、土日の試合はここまで6試合で勝点がわずかに3(1-0-5)しかありません。一試合当たりの勝点は0.5となります。ですが平日の試合では5試合で勝点8(2-2-1)ですので勝点は1.6と土日の三倍以上得ています。今シーズン、まだ勝ち試合を見たことがないという方も今日はチャンスです。学校や会社帰りにぜひスタジアムにお越しくださいませ。
セレッソプレビュー J1-8 対 清水エスパルス

[対戦カード] 清水エスパルス - セレッソ大阪 (20日15時 静岡市・日本平スタジアム)
[予想メンバー]
FW 都倉・柿谷
MF 丸橋・清武・ソウザ・デサバト・松田
DF 木本・ヨニッチ・片山
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
13位 セレッソ大阪 勝点7 2-1-4 5得点 7失点
16位 清水エスパルス 勝点5 1-2-4 10得点 17失点
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はホームでコンサドーレ札幌と対戦し、0-1で敗戦。両チームの韓国代表GKが好セーブを連発し引き締まった試合内容でしたが、CKからの失点に泣きました。その前のプレーでGKキムジンビョンがビッグプレーを見せていただけに勿体ないし悔いが残ります。また、ここまで7試合で早くも無得点試合が3と攻撃陣の活性化が求められます。
試合内容自体は当初と比べて格段によくなっていますし、好機を作る機会も増えました。どうやって得点を挙げるかという最後の部分で不満が残る形ですので、思い切ったシュートが必要でしょうし、場合によっては前線のメンバー組み換えで活路を見出すことも必要かと思います。特にFW柿谷曜一朗の消極的なプレーが目立つのが気掛かりです。
今季は出場機会が少ないもののMF高木俊幸はJ1でのキャリアをスタートさせた古巣との対決に虎視眈々と出場機会をうかがっています。ロティーナの目指すサッカーに適応するのに苦戦している印象はありますがチームには欠かせない存在ですのでこれから出場機会を増やしチームに貢献してほしいところです。
[対戦相手]
先週の清水エスパルスはアウェイでジュビロ磐田と静岡ダービーを戦い、2-1で勝利。J1からJ3まですべてのチームの中でもっとも遅いリーグ戦初勝利でした。選手交代に活路を求めた磐田の終盤の猛攻に耐え抜いての勝利ですし、同県のライバルチームからの勝利ですのでチーム全体が上向きになっていることでしょう。今最も当たりたくない相手の一つと言えます。
清水にとって良い情報は、今日のセレッソ戦、水曜の松本戦、日曜の浦和戦と9日間で3試合連続して日本平でのホームゲームということ。繁忙期の過密日程を全てホームで戦えるのは負担が少なくなります。悪いニュースはMF石毛秀樹が練習試合で負傷し今季絶望となったことです。今季はリーグ・カップで前節の磐田戦を除く9試合で出場をしていたレギュラークラスの一人ですので離脱は痛いところ。
昨年のこのカードは1勝1敗で、お互いにホームゲームで勝利しています。勝利チームは3得点をあげておりホームで優位に試合を運び理想的な得点経過で満足のいく勝利をあげたといったところでしょうか。日本平ではセレッソからみて4勝4分10敗と相性が悪いのですが、下位チーム相手に取りこぼしはできません。黄金週間を真の黄金週間にするためにも幸先よく勝利で飾りましょう。
[そのた]
静岡開催のお楽しみはハンバーグレストラン「さわやか」。今日はデーゲームですので試合前後に利用できますが当然ながらたいへんな混雑が予想されます。日本平から行きやすいのは、しずてつ・新静岡駅にあるセノバ店です。JR静岡駅からもほど近くなので多くのサポーターが利用することでしょう。なお、さわやかは3月末に値上げしていますのでご注意ください。
![]() 世界に通用するセレッソ大阪の「育て勝つ」流儀 [ 梶野智 ] |
セレッソプレビュー J1-7 対 コンサドーレ札幌

[対戦カード] セレッソ大阪 - コンサドーレ札幌
(13日15時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW 都倉・柿谷
MF 丸橋・清武・ソウザ・奥埜・松田
DF 木本・ヨニッチ・片山
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
12位 セレッソ大阪 勝点7 2-1-3 5得点 6失点
15位 コンサドーレ札幌 勝点6 2-0-4 9得点 13失点
[みどころ]
水曜日のセレッソ大阪はホームで名古屋グランパスと対戦し、3-0で快勝。今季最高ともいえる内容の試合を見せ、ルヴァンカップ予選突破に弾みを付けました。10分15分にMF水沼宏太が相次いで得点をし試合を優位に進め、終盤にはMF西川潤のスルーパスからMF福満隆貴がダメ押し点を奪いました。外国人ビッグ3が欠場の名古屋相手とはいえ圧倒しての勝利でした。
FW都倉賢にとっては初めての古巣対決となります。かつて1年だけ札幌に在籍しセレッソに復帰したDF山下達也に対し大きなブーイングが発生するのは毎年恒例になっています。それだけに都倉に対する反応が気になるところです。ブーイングされても動じない強い精神力は持ち合わせていると思いますがいざ相対すると気持ちが揺れ動くかもしれません。
札幌との対戦はリーグ戦通算で8-5-8とがっぷり四つですが、2017年以来ですと△〇△△と負けなしで相性が良いです。リーグ戦前節では下位の仙台に勝利し上位進出へ弾みをつけましたが今節も下位チームが相手ですのでしっかり勝利して連勝といきたいところです。
[対戦相手]
水曜日のコンサドーレ札幌はホームで湘南ベルマーレと対戦し、4-1で快勝。日本代表FW鈴木武蔵がハットトリックを達成し湘南を圧倒しました。リーグ戦で鹿島・名古屋・大分と3連敗を喫していただけにチームの雰囲気を変えるよい勝利となってのではないかと思います。
リーグ戦ではここまでの6試合で無失点試合が浦和戦の1度のみ、それ以外の5試合では複数失点を喫しています。失点13は清水・ガンバに次いでリーグで3番目に多く、昨年躍進を遂げるきっかけとなった安定した守備が今季はまだ見られていないのが現状です。一方でFWチャナティップやFWアンデルソンロペス、鈴木といった攻撃陣は昨年より強力となっています。
韓国代表GKクソンユンにとって試合出場が叶えば長居スタジアムでの初めての試合となります。セレッソ大阪ユースからトップ登録されましたがGKキムジンヒョンの壁は厚くセレッソの選手としての出場機会は一度も訪れませんでした。ですが移籍した札幌では初年度からレギュラーの座をつかみ、以来4年間ほぼすべての試合でゴールを守っています。憧れのピッチでの初プレーなるか注目です。
[そのた]
本日の試合ではセレッソバルで一番人気の「たこやき道楽わなか」が欠場となります。出店開始以来おそらく初めての出来事ではないかと思います。他地域での出店のためですが楽しみにしていた人にとっては残念なことです。それ以外の店舗は通常営業ですのでおなかをすかせてスタジアムに来ても大丈夫です。
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セレッソプレビュー JLC-3 対名古屋グランパス

[対戦カード] セレッソ大阪 - 名古屋グランパス
(10日19時半 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[ここまでの順位]
4位 セレッソ大阪 勝点1 0-1-1 1得点 2失点
1位 名古屋グランパス 勝点4 1-1-0 4得点 3失点
[みどころ]
金曜日のセレッソ大阪はアウェイで川崎フロンターレと対戦し、1-1で引分。前半FW柿谷曜一朗の今季初得点となる芸術的なシュートで先制したものの、後半は終始川崎ペースで進みなんとか1失点にとどめたという形になりました。川崎はシュート自体は9本でしたがCKが11回もあり、脅威となるような決定的な形は作らせませんでしたがいかに押し込んでいた展開なのかがわかります。
若手の積極起用が促されているリーグカップでここまでの2試合ではDF瀬古歩夢が先発起用されてきました。いずれの試合でも将来性を感じさせる十分な内容のプレーを見せてくれました。今日の試合でも21歳以下の選手が1人は先発起用されるわけですがどのようなプレーを見せてくれるのかに注目です。そして特別指定選手MF西川潤の出場があるのかも期待が持てます。
予選リーグは4チームによるホームアンドアウェイ形式ですので合計6試合が行われ今日が前半戦最後の3試合目となります。上位2チームがプレーオフステージ進出となるため必要となる勝点は10くらいが想定されます。セレッソはここまで勝点1ですので今日の試合で敗戦となると最大で勝点10までしか積めず予選突破が厳しくなります。今日は必勝が求められます。
[対戦相手]
金曜日の名古屋グランパスはアウェイで鹿島アントラーズと対戦し、1-2で逆転負け。セレッソ同様に前半は順調に試合を運びましたが後半に逆転を許し敗戦となりました。ここまで堅牢な守備を見せてきたDF陣にほころびを感じさせる失点シーンが続き不安を残します。メンバーが一新されるであろう今日の試合で立て直しが図れるのかに注目です。
ここまでの2試合ではDF菅原由勢・MF伊藤洋輝がU21枠で先発起用されフル出場しています。今日の試合でもこの2人が先発起用されるものと推測されます。またカップ戦では元セレッソ大阪のGK武田洋平がゴールを守り続けています。FWジョー・MFシミッチ・MDシャビエルの強力外国人は控えスタートか遠征帯同せずが濃厚で、リーグ戦とはガラリと雰囲気が変わります。
[そのた]
3月30日のアウェイ仙台戦では大雪、4月5日のアウェイ川崎戦では強風と寒さ、そして今日の試合では雨予報ということで荒れた天気での試合が続きます。選手にとっては過酷な環境下ではありますが、これも雨天・荒天中止がないサッカーならではと思って、天候を味方につけるような戦いぶりを見せてほしいところです。
セレッソプレビュー J1-6 対 川崎フロンターレ

[対戦カード] 川崎フロンターレ - セレッソ大阪
(5日19時 川崎市・等々力陸上競技場)
[予想メンバー]
FW 都倉・柿谷
MF 丸橋・清武・ソウザ・奥埜・松田
DF 木本・ヨニッチ・片山
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
12位 セレッソ大阪 勝点6 2-0-3 4得点 5失点
10位 川崎フロンターレ 勝点6 1-3-1 5得点 4失点
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はアウェイでベガルタ仙台と対戦し、2-0で勝利。試合途中から大雪になる厳しいコンディションの中、立ち上がりの時間を除き危なげない戦いぶりを見せ連敗をストップしました。2得点はいずれも右サイドの攻撃から生まれていて、ボールをつなぎサイドから攻撃するというコンセプトを体現できており、とてもよい傾向と言えます。安定した守備と戦術の浸透で連勝を目指したいところです。
移籍加入のFW都倉賢に待望の初ゴールが生まれました。右サイドを崩しきった結果、角度を変えさえすればゴールに吸い込まれるというイージーなシュートではありましたが最初の得点が生まれたことで乗っていけるのではと思います。あとはFW柿谷曜一朗・MF清武弘嗣といったスタメンで出続けている選手たちにも結果が出ればチーム全体が上向きになるでしょう。
昨年は4月11日にここ等々力で対戦し、FW知念慶に先制点を奪われたものの前半のうちに逆転しそのまま2-1で勝利しています。またリーグ2連覇中の川崎に対し、2度の対戦で2勝しているのはセレッソと浦和だけです。通算でも現在4連勝中と手が合う相手と言えます。
[対戦相手]
先週の川崎フロンターレはアウェイで松本山雅と対戦し、2-0で今季初勝利。鳴り物入りで入団したもののパスをつなぐサッカーに合わず連係を乱し未勝利の原因ともなっていたFWレアンドロ・ダミアンを控えスタートとし、GKを除く10選手を日本人選手で固めた結果、ようやく初勝利を飾ることができました。個々の能力が高いだけに組み合わせを変えれば結果はついてくるということでしょうか。
今日の試合は来週水曜日にACL・アウェイ蔚山現代戦があるために金曜開催となっています。韓国遠征はさほど遠くなく負担も小さいとはいえ出場メンバー選びには頭を悩ますところ。前節のいい流れそのままのメンバーで臨むのか、外国人選手を起用し馴染ませつつ臨むのか、ここは予想が難しいところです。
両チームともにアウェイながら下位チームに勝利し、上位浮上をかけて連勝を目指す大事な戦いです。4月5月は一か月の間に6度ずつ試合があり、その最初の試合となる今日の試合は勢いをつけるためにも落とせません。セレッソは試合を追うごとに戦術が浸透し調子を上げつつありますので、等々力でも満開の桜を咲かせましょう。
[そのた]
今日は平日ですがおとなりのとどろきアリーナではBリーグ「川崎ブレイブサンダース対富山グラウジーズ」の試合が行われます。等々力緑地での同日開催は今年2度目ですが、前回3月13日はサッカーが11278人(ACL対シドニー)、バスケが3461人(対横浜)で合計15000人近くの集客がありました。今日はサッカーがリーグ戦、バスケはプレーオフ進出は決定済みとはいえ最終盤の戦いになるので3月以上に多くの人が集まるものと予想されます。
川崎フロンターレのメインスポンサーは富士通、川崎ブレイブサンダースの旧メインスポンサーは東芝、いずれも川崎市に工場を持つ地元企業です。かつては東芝もサッカーチームを所有しており後にコンサドーレ札幌となるチームの前身でした。サッカーとバスケが同じ運動公園で開催されるケースは川崎以外では、秋田・京都・山形などが挙げられ、今週末は山形県天童市でも同日開催があります。