セレッソプレビュー J1-25 対川崎フロンターレ

[対戦カード] セレッソ大阪 - 川崎フロンターレ
(1日18時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 柿谷・デサバト・藤田・水沼
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
6位 セレッソ大阪 勝点37 11-4-9 25得点 18失点
4位 川崎フロンターレ 勝点41 10-11-3 37得点 22失点
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はアウェイでジュビロ磐田と対戦し、2-0で快勝。前半、DF丸橋祐介の直接FKが決まり先制、終了間際にはMF水沼宏太がカウンターから追加点を奪いました。後半選手交代で活路を見出した磐田に対して押し込まれる場面が目立ちましたがしっかり守り抜き、アウェイ三連戦を三連勝で飾りました。監督交代で戦術が未知数の相手だっただけに無事に勝てて良かったです。
U22日本代表に選ばれたDF瀬古歩夢は安定感のあるDFと時折見せる鋭いパスやフィードに魅力がある若手の成長株です。コンビを組むDFヨニッチがしっかりフォローしているおかげもありリーグ最少失点をキープし続けています。攻撃陣が充実している川崎が相手ではありますが今日の試合でも素晴らしいプレーを見せてくれることでしょう。
MF清武弘嗣が練習中のケガにより今日の試合を欠場します。毎年ケガが多い選手ではありますが今季はここまで順調に来ていただけに終盤でのケガはチームにとっても痛手となります。FW柿谷曜一朗やMF田中亜土夢の起用が考えられる他、奥埜を1列下げてFWで鈴木孝司を先発させる、あるいはボランチでは起用が難しいMFソウザの抜擢もあるかもしれません。
9月から向こう6試合で対戦する相手、川崎・浦和・鳥栖(天皇杯)・ガンバ・鹿島・札幌は一巡目で勝てなかった相手ばかりで厳しい戦いが予想されます。また浦和・ガンバ以外は上位進出やACL出場圏を目指すライバルチームですから直接対決で負けるわけにはいかない相手と言えます。シーズンも終盤に差し掛かりどの試合も大事ですがとりわけ9月最初の今日の試合は大事です。
[対戦相手]
先週の川崎フロンターレはアウェイで清水エスパルスと対戦し、2-2で引分け。前節8失点で大敗した清水との対戦で難しい試合でしたが1-2の後半に投入されたFW小林悠が投入直後に同点ゴールを決め引分けに持ち込むことができました。8月は3分1敗と急ブレーキがかかりましたが、小林の復調で8月最後の試合で今後に向けた光明が見えたともいえます。
ここまで堅守で来た川崎ですがここ5試合で10失点と守備の不振が目立っています。一方、ACLで早期に敗退したのに人員整理をしなかったおかげで、面子が揃っている攻撃陣では過当競争が生じておりFWレアンドロダミアンのように実力があってもスタメン出場がかなわないケースも出ています。MF大島僚太やMF斉藤学の故障離脱もあり、チームが一体感に欠けている懸念もあります。
川崎との対戦はルヴァン杯決勝以来、5試合負けなしとなっておりリーグ戦の通算成績でも11勝8分10敗と勝ち越しています。ホームゲームに限ると5勝6分4敗で引分けが多いのが懸念材料です。川崎は今季のリーグ戦でも最多の11分ですので、引分けで差が詰められないというのは避けたいところです。等々力での試合は柿谷の得点で先制したものの後半に追いつかれ引分けでした。
[そのほか]
今日は日曜ナイターですが18時開始ですので川崎方面からも当日帰宅することが可能です。新幹線の最終はのぞみ64号で新大阪21時23分発です。関空からの飛行機は全日空100便が21時35分発です。新大阪・関西空港いずれへも電車一本で行くことができるのが交通の便が良いヤンマースタジアムの強みです。新大阪へは40分程度、関西空港へは60分程度見ておけば大丈夫です。
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ナイター設備がありませんでした
釧路市民球場で行われた「北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ」の試合が日没によるサスペンデッドゲームとなりました。
日没コールドは1999年6月20日の「オリックスブルーウェーブ対近鉄バファローズ」(札幌円山球場)以来となるので、令和初というだけでなく21世紀初の出来事ということになります。
試合の方は西武が10-8で勝利しました。試合開始は13時でしたがあいにくの天気で3時間20分ほど経過した時点で暗くてボールが見えなくなりました。
このカードは明日は帯広での開催が予定されていますが、帯広の球場もナイター設備がないため、今日と同様に天気が悪かったり、試合時間が長くなったりすると同じようにコールドで終了という可能性があります。

日没コールドは1999年6月20日の「オリックスブルーウェーブ対近鉄バファローズ」(札幌円山球場)以来となるので、令和初というだけでなく21世紀初の出来事ということになります。
試合の方は西武が10-8で勝利しました。試合開始は13時でしたがあいにくの天気で3時間20分ほど経過した時点で暗くてボールが見えなくなりました。
このカードは明日は帯広での開催が予定されていますが、帯広の球場もナイター設備がないため、今日と同様に天気が悪かったり、試合時間が長くなったりすると同じようにコールドで終了という可能性があります。
セレッソプレビュー J1-24 対ジュビロ磐田

[対戦カード] ジュビロ磐田 - セレッソ大阪
(24日19時 磐田市・ヤマハスタジアム)
[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 清武・木本・藤田・水沼
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
7位 セレッソ大阪 勝点34 10-4-9 23得点 18失点
18位 ジュビロ磐田 勝点18 4-6-13 18得点 32失点
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はアウェイで横浜Fマリノスと対戦し、2-1で勝利。FW起用された奥埜博亮の2得点で相性の良い横浜からしっかり勝点を取ることができました。いつもは攻撃陣を代える場合に奥埜が先に交代していましたがこの試合ではFWメンデスの交代をチョイスし結果的にその数分後に決勝点が生まれたので適切な采配になりました。
そのメンデスとの交代で、FC琉球から移籍加入したFW鈴木孝司が移籍後初出場を果たしました。出場時間は短く特徴的なプレーを見せるほどではありませんでしたが、中学時代を横浜FMジュニアユースで育っただけにここ横浜でのJ1デビューには感慨もひとしおだったことでしょう。連係を高めていけばスタメン出場も十分可能な能力があり今後に期待しています。
現在7位ですが上位6チームのうち半分の3チームとの対戦をまだ残しています。ですのでACL圏など上位進出の可能性は大いにあります。下位チームに対する取りこぼしが目立っておりそこが勝点の伸び悩みの原因ともなっています。アウェイ戦とはいえ最下位相手に勝点1ではなくしっかり勝点3を取り、天皇杯から続くアウェイ3連戦を3連勝で締めたいところです。
[対戦相手]
先週のジュビロ磐田はアウェイでガンバ大阪と対戦し、1-1で引分け。ガンバは夏の特別ユニ着用日でもあり超満員札止めの観衆が訪れ、正にアウェイ環境での試合でしたが終了間際にFW中山仁斗が自ら獲得したPKを決め土壇場で同点に追いつき勝点1を奪い取りました。早い時間にFWルキアンが退場となり10人での戦いを強いられていただけに貴重な勝点といえます。
今シーズン4人目となるフベロ監督が就任しました。セレッソのロティーナ監督と同じくスペイン人で監督としての実績は主にパラグアイ国内チームで積み、今季は同国で最も人気・実力があるとされるセロ・ポルテーニョの監督を務めていました。4-4-2をベースとするスタンダードなサッカーを志向するとされますが残留だけが目的のチームだけに必死に勝点を拾いに来る可能性もあります。
今季、ヤンマーでの対戦は2-0でセレッソが勝利しています。2017年と2018年はホーム・アウェイともに引き分けでしたのでここ3年で1勝4分の成績となっています。勝ち切れない2年間からようやく解放され勝利できたわけですが、今季は下位チームからの取りこぼしが目立ちますのでここは気合を入れなおして足元をすくわれないようにしてほしいところです。
[そのほか]
晩夏の風物詩といえば「24時間テレビ」。磐田周辺での募金基地は、アピタ磐田店、遠鉄百貨店などとなっています。またヤマハスタジアム徒歩圏のイオンタウン磐田でも募金の取り扱いがあります。ちなみに静岡第一テレビではメインパーソナリティが安めぐみ、チャリティパーソナリティが具志堅用高、静岡第一テレビ関連会社の元社員で元サッカー日本代表の武田修宏がゲストだそうです。
セレッソプレビュー J1-23 対横浜Fマリノス

[対戦カード] 横浜Fマリノス - セレッソ大阪
(17日19時 横浜市・日産スタジアム)
[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 清武・木本・藤田・水沼
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
8位 セレッソ大阪 勝点31 9-4-9 21得点 17失点
4位 横浜Fマリノス 勝点39 12-3-7 36得点 28失点
[みどころ]
水曜日のセレッソ大阪は天皇杯・レノファ山口とアウェイで戦い、3-0で快勝。ケガから復帰後、J3リーグで結果を残してきたFW澤上竜二が2得点、MFソウザが1得点と主導権をしっかり握り危なげなく快勝し4回戦へと駒を進めました。2月のプレマッチでは0-1で敗戦した相手ですがJ2相手に連敗することはありませんでした。
この試合では台風近接の影響があり、試合後バスで帰郷するという強行軍をとりました。およそ6時間程度かかるかとおもいますが夜通しバスを走らせ大阪まで戻ってくるという厳しい行程でさすがに木曜日の練習はオフとなり直前の練習は金曜日だけでした。遠征に帯同しなかった主力勢もいますがこの身体的負担が今日の試合でどう影響するのか気になるところです。
一時期得点を重ねたFWメンデスですがさいきん鳴りを潜めています。鳥栖戦では抜け出しからPK獲得かと思われるシーンが2度ありましたがいずれもPKになりませんでした。好調はキープしているのでしょうが相手のマークも厳しくなり結果が伴わなくなっています。夏場のDF陣に完封を求め続けるのは酷ですので複数得点が求められます。再び量産体制に入ってほしいところ。
[対戦相手]
水曜日の横浜Fマリノスは天皇杯・横浜FCとホームで戦い、2-1で勝利。MF中村俊輔、FW三浦知良をコンビで初めて先発させてきたFCに対して難しい試合展開となりましたが先手を奪えたことで辛くも勝利したという形です。三ツ沢球技場はチケットが完売したとのことでダービーマッチの注目度だけでなくカズの存在は偉大ということが再認識できました。
残念なことに古巣との対戦となるMF扇原貴宏が前節の鹿島アントラーズ戦で退場したため本日の試合に出場することができません。またセレッソのMFレアンドロデサバトも累積警告のため出場できません。お互いにレギュラークラスのボランチを欠いての戦いとなるわけで、連戦となる中でこのあたりの選手の遣り繰りにも注目となります。
横浜との対戦はおよそ7年半ほど負け無しが続いています。テレビが地デジになって以来、横浜に1度しか負けていません。それくらい極端に相性が出ています。ここ日産での試合では昨年・一昨年と2年連続で逆転勝利しています。昨年はリーグ最終節でDF中澤佑二がこの試合をもって引退するという試合でしたが2-1という結果でした。
[そのほか]
水曜日に行われた天皇杯では人気J1クラブを迎え撃った岡山(対川崎)、栃木(対鹿島)、水戸(対浦和)及び横浜ダービーで観客が1万人前後と平日開催のカップ戦では異例の動員となりました。カップ戦ならではのカードも魅力的ですしJ1を目指すチームにとってJ1チームと公式戦で戦えるのは魅力的ということです。
セレッソプレビュー EC-3 対レノファ山口

[対戦カード] レノファ山口 - セレッソ大阪
(14日19時 山口市・維新百年公園陸上競技場)
[みどころ]
日曜日のセレッソ大阪はホームでサガン鳥栖と対戦し、1-2で逆転負け。前半に1点を先制し試合を優位に進めましたが終盤に現役大学生FW林大地と天敵FW豊田陽平に2失点を喫しまさかの逆転負けとなりました。追加点が奪えなかったことが最大の敗因で酷暑の中で失点ゼロを続けることは困難ですから2点目3点目をもっとしっかり奪うことが求められるといえます。
先週は天皇杯を見据えてDF瀬古歩夢をベンチに温存しGK茂木秀をU23でもベンチ外にするなどメンバーの入替えを想定して試合に臨みました。それだけ天皇杯も意識しているということなので片手間に試合に臨むのではなくしっかり勝ち切るために今日を迎えたといえるでしょう。DF山下達也が移籍し更にメンバーが手薄になりましたがチーム一丸で勝利を目指しましょう。
[対戦相手]
土曜日のレノファ山口はアウェイで柏レイソルと対戦し、1-4で完敗。円熟期を迎えJ1昇格に向けて一直線の柏に対してなすすべなく敗戦となりました。柏はこれで3試合連続で4得点以上とJ2首位を不動のものとしています。山口はアウェイ戦で2線連続1-4でした。リーグ戦では16位でJ1昇格圏入りは絶望的でむしろJ3降格ラインの方が近くなっています。
山口とは2月のプレシーズンマッチで対戦しており、0-1で敗戦しています。チーム立ち上げの時期とはいえ先発メンバーは現在の先発メンバーとほぼ変わらないくらいの実力派を揃えたものの得点を奪えず敗戦ということで、J2チーム相手に2連敗というのは絶対に避けなければいけないことで必勝が求められる試合です。
山口は中3日、セレッソは中2日と日程上の厳しさがあります。またセレッソはここから山口・横浜・磐田とアウェイ戦が続きます。リーグ戦では東京・鳥栖と連敗してしまいましたがここで天皇杯を挟むことで勢いを取り戻し、リーグ戦へつなげられるような内容での勝利を期待します。元日は新国立で、が合言葉です。
[そのほか]
台風接近中で試合がある今日はまだ大丈夫そうですが、明日の交通の乱れが気にかかるところです。新幹線で帰ってくることが基本線となりますが、逆方向の九州方面へ行きますと、たとえば小倉駅からですとすべての新幹線が停車するので新山口駅利用よりも選択肢が増えます。また福岡空港から航空便が利用できるという選択肢も出てきます。何より無事に帰ってくることが大事なのでしっかり考えて行動しましょう。
セレッソプレビュー J1-22 対サガン鳥栖

[対戦カード] セレッソ大阪 - サガン鳥栖
(11日18時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 清武・デサバト・藤田・水沼
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
7位 セレッソ大阪 勝点31 9-4-8 20得点 15失点
17位 サガン鳥栖 勝点18 5-3-13 15得点 31失点
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はアウェイでFC東京と対戦し、0-3で完敗。前半こそ互角以上の戦いを見せ得点を期待するシーンが何度もありましたが、後半の立ち上がりに失点するとずるずると失点を重ね今季最多の3失点で完敗となりました。今季、先制を許した試合での勝利はゼロで先手を取られたときの修正力に大いに課題を残すシーズンとなっています。
この試合では欠場を続けていたFW柿谷曜一朗とMFソウザが戦列に復帰しました。ロティーナ監督が志向するサッカーとは合わないタイプの選手ではありますが、昨年までのレギュラーで能力も実績も十分です。これからの終盤戦には欠かせない戦力となることでしょう。今日以降の試合では、どのような使われ方をするのかに注目が集まります。
ここ2試合無得点で再び1試合平均1得点を割ってしまいました。上位のチームの多くは1試合平均が1.5点程度となっています。失点の少なさはリーグ一位をキープしていますので得点力をアップしていけば当然上位陣に食い込むことができます。優勝の可能性は薄らぎましたがACL圏までは3ゲーム差程度なのでまだ十分狙えます。最後まで上を目指して戦いましょう。
[対戦相手]
先週のサガン鳥栖はホームで大分トリニータと対戦し、2-2で引分け。終了間際のFW金崎夢生の得点でなんとか追いついた試合です。18チーム中もっとも得失点差がマイナスで失点数は31と目立って多いわけではありませんが得点が15とワースト2位です。監督交代以後は徐々に得点できる試合が増えてきましたがまだまだ物足りなく厳しいシーズンが続いています。
前節スタメン出場したGK大久保択生が清水エスパルスに移籍したり、外国人選手の多くが入替わったりと前回対戦時からわずか2か月しか経過していませんが陣容は大きく変わっています。引退間近で前回アウェイ対戦時には欠場したFWフェルナンド・トーレスに出場可能性があります。引退まで残り最大4試合しかありませんし関西ではラストマッチとなります。
[そのほか]
次回のホームゲームは9月1日(日曜)までありません。この日はむかしであれば多くの小中学校で「夏休み最後の日」だったわけですが近頃は夏休み期間が短くなりすでに学校が始まっているというケースも多くあるようです。ですので夏休みにプロサッカーが楽しめる日は今日だけということになります。三連休のなかびということでお出かけしにくいかもしれませんが長居で家族の思い出を作りましょう。