セレッソプレビュー J1-27 対ガンバ大阪

[対戦カード] セレッソ大阪 - ガンバ大阪
(28日14時 大阪市・ヤンマースタジアム)
[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 柿谷・デサバト・藤田・水沼
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
6位 セレッソ大阪 勝点43 13-4-9 29得点 20失点
12位 ガンバ大阪 勝点31 7-10-9 33得点 38失点
[みどころ]
ここまでのセレッソ大阪は勝点43で6位。昨年の最終順位は勝点50で7位でしたので残り8試合で勝点7をとれば昨年に並ぶという位置まで来ました。昨年よりも多くの勝点を稼げる可能性が十分にあり監督交代1年目としては上々の内容だといえるでしょう。上位二強の壁は高いもののACL圏の3位入線は今後の展開次第で十分に狙える位置につけています。
J1リーグ戦でのダービーは勝ちから遠ざかっていますが、下部組織では近年五分以上の成績を残しており育成カテゴリから育ってきた若手選手には苦手意識は薄いものと思われます。そこで活躍が期待されるのがDF瀬古歩夢です。前回アウェイでの対戦時は代表招集のため出場できませんでした。J1でのダービーは初体験ですがいきなり結果を残してくれるのが新世代の魅力です。
2週間前のリーグ戦ではDF松田陸・MF田中亜土夢とサイドで起用された選手が得点を記録しました。FWメンデスに当たりが止まっている現状ではダイナミックなサイドチェンジや後方選手の攻撃参加でピッチを広く支配し縦横無尽に走り回り勝利をつかみ取ることが求められます。勝利を目に焼き付けて帰るためにも、34分の1ではなく、1分の1。絶対に負けられない戦いです。
[対戦相手]
ここまでのガンバ大阪は勝点31で12位。昨年の最終順位は勝点48で9位でしたので大きく順位を落としています。降格圏まで勝点7差、入替戦まで4差と予断を許さない位置につけています。自慢の攻撃力がなりを潜めており失点の多さから浮上のきっかけをつかめないというのが現状です。夏の移籍シーズンで海外移籍した選手を相次いで復帰させ巻き返しを狙っています。
前回吹田スタジアムでの対戦時は3-5-2システムに変更して臨み、奇策への対応に苦慮したセレッソを手玉に取る形で勝利を掴むことができましたが、今回はおそらく正攻法で対戦することになるでしょう。エースFW宇佐美貴史はアウェイ戦のダービーが初めてとのことで雰囲気に飲まれるか、雰囲気を楽しめるかでプレーの質が変わってきそうです。
指定席チケットが早々に完売し自由席チケットも残りわずかになっています。観衆4万人越えも可能ではないかと言われるほど注目されています。リーグ戦では七年間も勝てていない相手ですが現状のチーム力を総合的に考えると負けていてはいけない相手です。持てる力を最大限発揮し大阪ナンバーワンチームの座をこの手でつかみ取りましょう。
[そのほか]
今日は、中央体育館・府立体育館でバレーボールの世界選手権(予想動員・計15000人)が、京セラドームではプロ野球(予想動員35000人)が行われます。長居スタジアムは40000人予想なので、合計すると90000人が大阪府下でスポーツ観戦を楽しむこととなります。観るスポーツではありますが多くの人が「スポーツの秋」を堪能することになるわけです。
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セレッソプレビュー EC-4 対サガン鳥栖

[対戦カード] サガン鳥栖 - セレッソ大阪 (18日19時 鳥栖市・鳥栖スタジアム)
[みどころ]
金曜日のセレッソ大阪はアウェイで浦和レッズと対戦し、2-1で勝利。これによりリーグ戦4連勝、通算5連勝となりました。この期間中すべての試合で複数得点を記録しており好調を維持しています。DF松田陸とMF田中亜土夢の得点で両サイドの選手が得点を挙げたわけです。一方でFW起用されているメンデスは途中交代が続いていますし得点が止まっていることが懸念材料となります。
リーグ戦での出場機会が少なくなっているMFソウザのモチベーションを維持し、試合勘を鈍らせないためには天皇杯での積極起用が期待されます。昨年までは不動のレギュラーだったわけですが力が衰えたわけではないので今のチームにフィットするようになると極めて大きな戦力になります。リーグ戦の残り8試合と天皇杯を勝ち進むためには欠かせない存在と言えます。
天皇杯というとリーグ戦の合間の水曜日に開催されるイメージが強いですが、今日の4回戦については次の週末に試合予定がなく次戦は10日後の28日となります。それだけにどのチームも躊躇することなく主力を起用することができますが果たしてどんなメンバーで挑むのでしょうか。勝利を優先しベストメンバーで行くのか戦力の底上げを考えて控え選手も織り交ぜるのか腕の見せ所です。
[対戦相手]
土曜日のサガン鳥栖はアウェイでガンバ大阪と対戦し、0-1で敗戦。降格圏を争うライバルとの直接対決でしたが痛い星を落としてしまいました。試合自体は拮抗したものでどちらが勝ってもおかしくない展開でしたが終了間際にFW渡邉千真が勝ち切る得点を上げました。さいきんは勝ったり負けたりで最悪期は脱しましたが浮上するほどのエネルギーはないのが現状です。
セレッソにとって警戒すべきはFW豊田陽平です。幾度となくやられており前回対戦となったリーグ戦でも終了間際に得点を許し逆転負けとなっています。同じ選手に同じようにやられていてはプロとして恥ずかしいです。すでに十分な対策を考えているとは思いますが改めてやられないように気合を入れて試合に臨んでほしいところです。
天皇杯ではJ2で首位を独走する柏レイソルにアウェイで勝ち4回戦に進んでいます。延長までもつれた試合でしたが、すでに引退したFWフェルナンドトーレスの得点で薄氷の勝利をあげました。この試合では控え選手中心で挑み無失点に抑えたことで一定の成果が出たといえます。
[そのほか]
今日の試合で勝利しますと準々決勝に進むこととなり、10月23日にジュビロ磐田と清水エスパルスの静岡ダービーを制したチームと対戦(場所未定)することになります。新国立競技場のこけら落としで令和最初の決勝戦を行うことができるようにあと3試合しっかり勝ち進み決勝へ行きましょう。
セレッソプセレッソプレビュー J1-26 対浦和レッズレビュー J1-26 対浦和レッズ

[対戦カード] 浦和レッズ - セレッソ大阪
(13日19時半 さいたま市・埼玉スタジアム2002)
[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 柿谷・デサバト・藤田・水沼
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
6位 セレッソ大阪 勝点40 12-4-9 27得点 19失点
11位 浦和レッズ 勝点31 8-7-10 24得点 35失点
[みどころ]
9月1日のセレッソ大阪はホームで川崎フロンターレと対戦し、2-1で勝利。DF瀬古歩夢のプロ初得点とFW鈴木孝司の移籍後初得点で相性の良い川崎相手に勝利することができました。開始早々のCKから瀬古が得点したもののすぐに追いつかれる難しい展開でしたが、後半の立ち上がりの時間に鈴木が豪快なヘディングで得点そのまま逃げ切ることができ上位対戦で勝利することができました。
中断期間中にロティーナ監督は負傷欠場するMF清武弘嗣の代役としてFW柿谷曜一朗を指名しました。攻守に渡る貢献度を評価されたわけですがこのままポジションを奪うという強い気持ちが大切です。DF松田陸・ヨニッチはともに警告3枚でリーチです。今日の試合で警告をもらうと次の大阪ダービーに出場することができなくなりますので注意して戦ってほしいところ。
今シーズン金曜日の試合は4試合目、ここまでホーム神戸戦で勝利しましたがアウェイ川崎戦は引分け、鹿島戦は敗戦でした。幸いなことに近頃は平日のアウェイ戦でもたくさんの応援を背に受けて戦える環境があります。わざわざ平日に足を運ぶ自分を含む多くのサポーターのためにもここは白星を得て、気持ちの良い週末を過ごせるようにしてほしいですね。
[対戦相手]
9月8日の浦和レッズはアウェイで鹿島アントラーズとカップ戦で戦い、2-2で引分け。2戦合計4-5で準々決勝敗退でした。あと1点とれていれば延長に突入というところまで追いつめましたが最後の1点が奪えませんでした。FW興梠慎三が負傷交代しプランが崩れましたが、途中投入されたFW杉本健勇が2点目の起点になるなど今後に向けての光明も見えました。
DFマウリシオが出場停止、FW興梠が負傷欠場濃厚とレギュラークラスの選手に欠場者が出ます。また来週水曜日にACLの試合を控える過密日程となっており先発メンバーは流動的です。ヤンマースタジアムでの古巣対決で浦和移籍後唯一の得点をPKであげているFW杉本の先発があるかもしれません。再び恩返し弾を食らうことのないようにしっかり対処したいところです。
このカードは3年連続で9月にさいたまスタジアムで対戦することになります。17年はカップ戦の準々決勝で対戦し2-2で引分け、2戦合計でセレッソが勝ち上がっています。18年はリーグ戦で対戦し2-1で逆転勝利しています。さいたまスタジアムはリーグカップ・天皇杯の決勝で勝利するなど相性が良い会場ですので今年も問題なく勝利したいところです。
[そのほか]
今日は中秋の名月・十五夜です。月見をするのに最適な夜で、当然スタジアムでも天気さえよければきれいに月が見えるはずです。浦和美園駅からスタジアムまでは徒歩で20分ほどかかりますが月明かりで歩きやすい環境ではないかと思います。平日ナイターではありますが圧倒的な浦和サポーターに負けないセレッソサポーターが一人でも多く訪れるといいですね。