セレッソプレビュー JLC-1 対松本山雅

[対戦カード] セレッソ大阪 - 松本山雅
(16日15時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW ブルーノ・奥埜
MF 清武・デサバト・藤田・坂元
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK アンジュンス
[みどころ]
2020シーズンのセレッソ大阪は宮崎キャンプからスタート。宮崎ではJリーグチームとの練習試合で勝利を挙げることができませんでしたが、先週のサンガスタジアムのこけら落としで京都サンガに3-2で勝利しました。坂元、奥埜、都倉とそれぞれの個性を活かした攻撃パターンで得点しており昨年のような得点力不足に陥ることがないのではと期待が持てるものでした。
GKキムジンヒョンが体調不良で出場しないことが濃厚ですが代わりにゴールを守るのはU23韓国代表のアンジュンスです。東京五輪代表を目指す逸材で昨年までは鹿児島でプレーしていました。京都戦で先発出場しトップチームデビューを果たしました。下位カテゴリーとはいえレギュラーを掴みプレーしていたので安心して任せることができると思います。
一方で攻撃陣では不動のレギュラーであったMF水沼宏太が抜けましたが、山形からMF坂元達裕が加入しキャンプや京都戦でめざましい活躍を見せ大いに存在感をアピールしています。また世界が注目するルーキーMF西川潤もスタメンをうかがう勢いがあり昨年以上にメンバーの充実が感じられます。清武と柿谷の同時起用という難題がありますが手腕の見せ所です。
[対戦相手]
2020シーズンの松本山雅は東金キャンプからスタート、そのあとは鹿児島・清水と一か月以上に及ぶ長いキャンプ生活が続いています。雪国のチームなので仕方がないですが3月1日のホーム開幕戦までは厳しい練習環境を強いられます。またJ2からたった1チームだけルヴァン杯を戦わなければいけないというのも見方によってはハンデともいえるでしょう。
記録に残っている中では2月3日に清水エスパルスとの練習試合が最後の試合で、45分4本で6-6と引分けています。J2降格や監督交代をきっかけに多くの選手が入替わることになりましたのでまずは連係を高めていくことと各選手の特徴や個性を理解することからはじめているところでしょう。目標は当然J1復帰ですので、今日のカップ戦より来週の開幕戦へ意識が高くてもそれは当然のことと思います。
[そのほか]
昨年は2月17日にプレシーズンマッチのアウェイ・山口戦があり、22日にホーム・神戸戦で開幕でしたが、今季は東京五輪による日程圧迫によりカップ戦から先に開幕するという形になりました。従ってU21選手の先発起用という縛りはあるものの、多くのチームが今日の試合からベストメンバーで臨むことが予想され、リーグ開幕を彷彿とする熱い戦いが繰り広げられそうです。
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