セレッソプレビュー J1-13 対名古屋グランパス

[対戦カード] 名古屋グランパス - セレッソ大阪
(8日15時 豊田市・豊田スタジアム)
[予想メンバー]
FW 豊川・タガート
MF 清武・藤田・奥埜・坂元
DF 丸橋・ダンクレー・チアゴ・松田陸
GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]
6位 セレッソ大阪 勝点21 6-3-4 19得点 14失点
2位 名古屋グランパス 勝点29 9-2-3 18得点 10失点
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はホームでガンバ大阪と大阪ダービーを戦い、1-1で引分け。無観客のスタンドをピンクに染めて戦い終始優勢の試合展開を見せました。MF中島元彦の得点で先制したものの終盤にPKで追いつかれての痛い引分けでした。しかし大阪ダービーはこれで4戦負けなしとなり潮目が変わっているのがヒシヒシと感じられる結果でした。
しばらくの中断が開けるとセンターバックのコンビが生え抜きのフレッシュなコンビからDFチアゴ、ダンクレーの屈強なブラジル人コンビに変わっていました。共に今季初出場となりましたがとてもクオリテイの高いプレーを見せブラジルでもトップクラスの選手であることを証明してみせました。瀬古、西尾、進藤を加えた5選手によるセンターバック争いにも注目です。
またオーストラリア代表FWアダムタガートも今季初出場を果たしました。出場時間が限られてはいましたが、キレと迫力のあるプレーはさすがにこちらもトップクラスの選手であることがうかがえました。前節、FW大久保嘉人が負傷退場したこともあり今日の試合では初先発が予想されます。名古屋GKランゲラックとの豪州代表対決にも注目が集まります。
[対戦相手]
火曜日の名古屋グランパスはアウェイで川崎フロンターレと対戦し、2-3で敗戦。その前のホームでの対戦では0-4と完敗だっただけに得点を取り一点差まで追い上げたことはプラス要素ですが首位攻防に連敗し川崎の独走を許す結果となったのはリーグ全体からみて残念な結果といえます。なおフィッカデンティ監督はコロナのため両試合を欠場、本日も指揮を執りません。
名古屋はここまで10失点ですが、川崎戦で7失点しているのでそれ以外の12試合ではわずかに3失点だけと堅守を誇っています。イタリア人監督らしい守備の構築を見せておりチームが成熟期にあることがうかがえます。川崎に連敗したショックはあるでしょうからどれだけ上手に切り替えができているかがこの試合のポイントとなります。
[そのほか]
瑞穂陸上競技場が改修工事に入っているため、しばらくの間、名古屋グランパスの全ての公式戦が豊田スタジアムで開催されます。リーグ戦ではここまで2勝2敗と五分の結果を残しています。瑞穂陸では3勝2分10敗と大きく負け越していたので会場の相性自体は悪くないと言えるでしょう。有観客で行われる試合は貴重ですので生で観戦できる方は最大限楽しんできてください。
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